Such an ordinary scene
ヴァチカン美術館 3.
このブログの更新が3週間ほど滞っている間に(恥
実は、またまた海の向こう側へ行ってきた。
何処へ行ったのかは コチラ をご覧になってもらうとして(何
取り敢えず、ヴァチカン美術館 の続き。
ピオ・クレメンティーノ美術館 の 「ギリシャ十字の間」 を見学した後、
階段を上って3階 へ。
3階では、「ピーガの間」 に始まり、「燭台のギャラリー」 →
「タペストリーのギャラリー」 → 「地図のギャラリー」 →
「聖ピウス5世のギャラリー」 の順で観て回る。
上の写真は、「ピーガの間」。
円形のこの部屋の真ん中には
”ピーガ” と呼ばれる2頭立て戦車の彫像が展示されていた。
中には入れず、開いた扉から中側をちらり。
「燭台のギャラリー」。
長い廊下の所々にアーチ状の仕切り壁があって、
この仕切り壁の両側に燭台が置かれていることから
「燭台の~」と名付けられた。
長い廊下の両側に古代ギリシア・ローマ時代の彫刻が
ご覧のように並んでいる。
確実にピンボケな上の写真は(滝汗
「燭台のギャラリー」 に展示されている 『アルテミス像』。
胸にたくさんの乳房のようなものがあることから
「豊穣の女神」とのガイド氏の説明だったが異説もあって、
この乳房のようなものは、
女神への生け贄にされた牡牛の睾丸とも言われている。
乳房のようなものの下には山羊など哺乳類の彫刻がされている。
長い廊下続きの 「タペストリーのギャラリー」 では、
16世紀に ラファエロの弟子たち による下絵に基づいて
ブリュッセルで織られたタペストリーが展示されている。
上の作品は 『キリストの復活』。
豪華な丸天井が続く 「地図のギャラリー」。
このギャラリーの最後の壁の上にはふたつの紋章がある。
ひとつは 教皇グレゴリウス13世 のもので、
両脇に戦士を携え、中心に翼のあるドラゴンが配置されている。
この紋章の上には、教皇の冠と、「天国の鍵」 とされるふたつの鍵がある。
「天国の鍵」は、イエスがペテロに授けたとされるもの、
聖・俗の支配権を意味するらしい。
グレゴリウス13世 の紋章の下にもうひとつ、
バルベリーニ家の3匹の蜜蜂が刻まれている ウルバヌス8世 の紋章がある。
「地図のギャラリー」 のヴェネチアの地図。
数日前訪れたばかりだったので、ついこの地図に目が行った(笑
写真のちょうど真ん中辺りが サン・マルコ広場。
島の中を流れる逆S字型の運河が カナル・グランデ(大運河)。
「聖ピウス5世のギャラリー」。
元々教皇個人の礼拝堂だった部屋をギャラリーにした。
写真のタペストリーは 『最後の晩餐』。
後光(?)の部分が金糸で織られいてとても豪華。
|2017.12.14(Thu) |イタリア旅行記 2016 |
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