Such an ordinary scene
至仏山登頂を振り返って
体力作りを怠ったまま登頂に至った今回の山旅。
案の定、登りでは見事なまでのへばり様だったワケだが(大恥
これがもし10歳でも若かったらこんなだったのだろうか?
改めて歳を考えさせられる山旅になった。
思い返せば50歳を過ぎてから始めた山旅だ。
それまでずっと登って来た人たちとは違うし、
他のスポーツも今では何もしていない。
だから、筋肉も無ければ心肺機能も低く、身体も硬い。
体力作りだけで骨折(踵の骨にヒビ)もしてるし、
下山で転倒して肉離れも経験している。
今でも片足500gほどのトレッキングシューズが辛いのだ。
そんな現状を自分でもよく判っていながら
事前に体力作りもせずよく挑んだものだ、と我ながら呆れてる。
たぶん、私のような輩が今回のルートで登るなら
鳩待峠 から 山ノ鼻 まで下りて 尾瀬ヶ原 を散策 で1泊、
至仏山 には翌日登る、というのが正しいのだろう。
蛇紋岩がいくら滑りやすくったって
登山道はかなり整備されているから
時間を掛ければ登れないほどの山では無かった。
また、今回の逆ルートである 鳩待峠から小至仏山-至仏山往復コースの方が
歩く距離や標高差も少なく、時間的にも余裕があっただろうと振り返る。
でもまぁ、燧ケ岳 や 尾瀬ヶ原 を眺めながら登りたかったんだよ...
参考までに、某登山情報サイト 調べでは
今回登って来た 山ノ鼻から高天ヶ原、至仏山の日帰りコース は
中級コース、移動距離 10.7km、獲得標高 登り: 908m、下り: 908m
標準タイム: 4時間45分
鳩待峠から小至仏山-至仏山往復コース が
中級コース、移動距離 9.5km、獲得標高 登り: 735m、下り: 735m
標準タイム: 4時間
ちなみに、某旅情報誌る○ぶ(2011年度版) では 山ノ鼻 から登るコースが
上級健脚者向けコース、移動距離7.8km(鳩待峠から山ノ鼻までの3.3kmを含まず)
高低差828m、歩行時間 約5.5時間(鳩待峠から山ノ鼻までの1時間を含まず)
登山者向けの情報と普通の旅行客向けの情報とでは
歩く時間に差が出るのは当たり前だろう。
登る前にはどちらの情報が自分に合っているのか要判断だけど。
私たちは 尾瀬ヶ原 で散策もしたので
その分距離や時間が長く、結果、余計ギリギリだったわけだが、
もろもろ反省しつつも登れちゃったというのがめちゃめちゃ嬉しく、
あんなに苦しかったことでさえ懲りていない(それが一番問題か
ってことで、至仏山 でウォーミングアップもできたことだし
さて、次はどの山登ろう?
|2016.10.14(Fri) |尾瀬紀行 至仏山 2016 |
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