Such an ordinary scene


コロッセオ

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ローマでのガイド・ツアーは巨大な円形闘技場 コロッセオ から始まる。
ローマ を代表する観光スポットとして超有名。
ローマ の歴史地区の一部として世界文化遺産にもなっている。
そのため、世界中からたくさんの観光客が訪れ、
入場券売り場や入口は当然長い行列。
テロ対策なのか、入場前に手荷物検査も行われていた。

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コロッセオ の建設当時の正式名称は 『フラウィウス円形闘技場』。
フラウィウス朝 の皇帝 ウェスパシアヌス帝 の命により
ローマ市民の大娯楽施設として建設された。
「コロッセオ」 と呼ばれるようになるには諸説があり、
競技場を指す英語の 「コロシアム」 の語源ともいわれる。
紀元72年に建設を開始し、完成は約10年後の
ウェスパシアヌス帝の息子 ティトゥス帝 の治世の紀元80年頃。
周囲527メートル、高さ48.5メートルで楕円形をしていて、約5万人を収容できた。
地上 4階建て 5階建てで、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式と
階によって異なる様式や装飾が施されている。
ティトゥス帝 に続く ドミティアヌス帝 の治世中にも施設の拡張工事が続けられ、
観客席の上には日除け用の天幕が張れる設備もあったという。
現在ではご覧のように半分ほどの姿で、最上階も一部しか残っていない。

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コロッセオ を東側の2階から眺めたところ。
西側の一階に見えている白い半円形が舞台。
その手前に見えているのが地下施設で、
闘技に使われる猛獣の飼育小屋などに使われていた。
現在では床面は失われているので、ご覧のようにむき出しのまま。
また、剣闘士や猛獣を舞台に登場させるための手動式の昇降機もあったという。
五世紀になってローマ帝国のキリスト教化に伴い、
血生臭い剣闘士競技は禁止され、闘技場として使用されなくなり、
中世に渡ってその資材を他の建築物に流用され採石場と化し、
荒廃していった。
その大理石は バチカン の サン・ピエトロ大聖堂 にも使用されている。

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完成当時は100日間におよぶ奉献式のイベントが行われ、
ローマ水道から引いた水で模擬海戦をしたり、
剣闘士試合や罪人の公開処刑なども行われた。
様々な猛獣やたくさんの剣闘士たちが殺し合い、
命を落とした場所でもあることから、
現在では死刑廃止のイベントのために使用されていたりする。

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大きな十字架がある場所が 「皇帝席」 。
この席には一日中直射日光が当たらないように設計されていた。
十字架は ローマ教皇ベネディクトゥス14世 によって
「十字架の道行き」 として奉納されたもの。
それ以降、コロッセオは神聖な場所として保存されるようになった。

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上はコロッセオ内にあるゴミ箱。
蓋の部分は コロッセオ を模っているので参考に撮ってきた(笑

下は土台構造が見えている床。
薄いレンガを火山灰を使ったコンクリート(ローマン・コンクリート)で
接合していることが見て取れる。
現在のように重機が無い時代、鉄骨も使わず、
こんな手間の掛かる工法で造られたのにも係わらず、
これだけ巨大なものをたった10年ほどで造ったというから、
古代のローマ人ってすごい!

|2017.09.29(Fri) |イタリア旅行記 2016  |

コンスタンティヌスの凱旋門前に集合

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書き忘れていたけど、これは今年じゃなく
昨年(2016年)の夏 に訪れた イタリア の旅行記。
自分の備忘録のようなものとして書いているので、
載せた情報が変更されていたり、誤記などもあるかもしれない(何
一応、今年のような錯覚もありそうなので念のため。

さて、イタリア旅行 の五日目のプランは
ローマ は初めての夫のために、丸一日ローマ満喫ガイド・ツアー に参加。
朝の8時頃、メトロで コロッセオ まで行く。
コロッセオ の隣には コンスタンティヌスの凱旋門 があって
この凱旋門の前がこの日のツアーの集合場所。
私たちは早めに着いたので、かなり有名な観光スポットなのに
そうとは思えないほど人気(ひとけ)のないこんな風景に遭遇。

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フランス の パリ に建設された エトワール凱旋門 のモデルと言われる
コンスタンティヌスの凱旋門。
古代ローマ時代の西の副帝であった コンスタンティヌスが
ミルウィウス橋の戦い で 正帝マクセンティウス に勝利、
西ローマの唯一の皇帝となったことを記念して建てられた。
コロッセオ、パラティウムの丘、そして フォロ・ロマーノ の間に位置するこの門は
フォロ・ロマーノ にある セプティミウス・セウェルスの凱旋門 の構成を受け継ぎ、
よく似た造りになっている。
装飾については、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの凱旋門 から剥ぎ取った浮彫や
トラヤヌス帝、コンスタンティヌス帝、ハドリアヌス帝の各時代の浮彫を転用していたりする。
ローマ にある凱旋門の中では一番大きい。

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コンスタンティヌスの凱旋門 と コロッセオ。

|2017.09.24(Sun) |イタリア旅行記 2016  |

二度目のリスタート前の振り返り

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富士山 2017」 の記事更新で半月ほど間が空いてしまったのだが、
やっぱりこれを終えないと・・ということで
イタリア旅行記 の二度目のリスタート。
その前に、これまでの振り返り。

一日目は 成田 から ローマ経由で ヴェネチア到着。
メストレ(ヴェネチア)泊。

二日目の前半は ヴェネチア広場 を中心にヴェネチア散策。
ローマ広場 → カナル・グランデ(大運河) → コスティトゥツィオーネ橋 →
リアルト橋 → ヴェネチア広場 → 大鐘楼(展望台) → スキアヴォーニ河岸(昼食)。
後半はガイド・ツアーで ドゥカーレ宮殿 → サン・マルコ大聖堂 → ゴンドラ・クルーズ。
ガイド・ツアー後は再び ヴェネチア広場周辺 を散策。
メストレ(ヴェネチア)泊。

三日目は ヴェネチア から ローマ への列車移動日。
フィレンツェ で途中下車して半日観光。
サン・ミニアート・アル・モンテ教会 → ミケランジェロ広場 →
サン・ミニアート門 → ポンテ・ヴェッキオ(橋) →
サン・フィレンツェ広場 → ヴェッキオ宮(シニョリーア広場) →
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ) →
ジョットの鐘楼(ドゥオモ) → サン・ジョヴァンニ洗礼堂(ドゥオモ) →
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 をほぼ徒歩で巡る。
ピラミデ(ローマ)泊。

四日目は ガイド・ツアーで カプリ島 ”青の洞窟” 観光。
ローマ から ナポリ まではバス移動。
ナポリ からは水中翼船で カプリ島 の マリーナ・グランデ へ。
マリーナ・グランデ からはクルーザーで ”青の洞窟” へ。
無事洞窟内にも入れて ローマに帰還。
ピラミデ(ローマ)泊・・ここまで。

そんなワケで、二度目のリスタートは五日目 の ローマ から。
上の写真は カプリ島。
”青の洞窟” へ向かう途中で撮ったワンシーン。

|2017.09.20(Wed) |イタリア旅行記 2016  |

富士山2017「リベンジご来光」を振り返って

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イタリア旅行記 のブレイクタイムにとアップしてきた 「富士山2017」 。
それにしては20件と記事数が多くなり、半月も掛かった(反省
もう登れないかもしれないと思っていた 富士山 だったが、
4年後になってやっと実現した再チャレンジだったし、
4年前を振り返りつつアップしているうちに熱くなってしまったのも否めない。

振り返れば 4年前 は頂上に登るだけでも精一杯だった。
今回は体重が増えた分もっと多難だと予想。
出発の11日前にはギックリ腰にもなってしまって、
これで頂上なんて到底無理だろうと思っていた。
だから、出発当日は五合目もしくは6合目、
いや、登れても本八合目の山小屋から
富士山は初めての夫だけを山頂へ送り出そうなんて本気で思ってた。

でも、登り始めたら楽しくて楽しくて途中でやめるほうが無理だった。
体力も気力も自分が思っていた以上の力を発揮してくれて
全然辛くなかったし、足の痙攣も、呼吸を乱すことも無く、
前回罹ってしまった高山病にもならず順調に登れた。
二日間ともお天気だったし、ほぼ穏やかな日が続いてくれて
初めての 富士登山 で見れなかった 影富士 や ご来光 も拝めた。
お鉢巡り や 剣ヶ峰での記念撮影 までできてとても嬉しかった。

富士山 の頂上からは、これまでに登った 七面山 を始め、
宝永山、大菩薩嶺、竜ヶ岳、金峰山 も見えて
改めて思った、 富士山 って高くて、大きくて、すごいって。
素晴らしい山は他にもたくさんあるし、いくつか登ってきたけど、
やっぱり 富士山 は私の中では特別な山。
再び登る機会があって登る気になれたら
今回とは別のルートで登ってみたい。

■今回の登頂データ
富士山 吉田ルート(1泊2日)
コースグレード:初級、技術度:★★、体力度:★★★
歩行距離: 約13.8km  標高差: 約1,405m
標準コースタイム: 登り6時間25分・下り3時間50分
お鉢巡り
歩行距離: 2.4km(外周コース)  標高差: 70m
標準コースタイム: 右回り・左回り 1時間37分

※1日目 五合目ロータリーから本八合目トモエ館まで 6時間22分(休憩時間を含む)
※2日目登り 本八合目トモエ館から頂上(久須志神社前)まで 2時間10分(休憩時間無し)
※「お鉢巡り」 久須志神社前から右回りで一周 2時間46分
 (朝食、休憩、剣ヶ峰記念撮影待ち時間を含む)
※2日目下り 吉田・須走ルート口から五合目ロータリーまで 4時間44分(休憩時間を含む)

高速バス: 富士急行バス 富士山五合目~新宿線
宿泊: 本八合目トモエ館
休憩: 頂上扇屋

|2017.09.17(Sun) |富士山 2017  |

五合目ロータリーまで無事下山

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七合目辺りからガスが出たり消えたりを繰り返す。
この時すでにズボンの裾は土埃まみれ。
膝が弱い私たちは膝が痛まないよう両膝にサポーターを着け、
砂利で足を滑らせないよう登山道の端から端を右に左に
ジグザグに歩いた。
お陰で距離的には長くなったが、転倒もせず、
膝に痛みも出ずに下り切ることができた。

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4年前には気付かなかったのだが、
吉田ルート下山道の七合目には緊急避難所がある。
落雷などの気象災害や遭難時に
一時的に避難出来るように建てられた頑丈な建物らしい。
扉は開いていたのだが、中までは見なかった。

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七合目の公衆トイレを更に下ると、登山道は大きく左に曲がり、
落石防護シェルターが3つ出てくる。
このシェルターが出てくると
ここまで難儀した土質(砂利道)が微妙に変わってくる。

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富士スバルライン五合目のロータリー に無事到着。
山頂は良い天気だったのに
五合目は 富士山 の姿が全く見えないほどの曇り。
下山に掛かった時間は4時間44分。
休憩もほとんど取らずに下りてしまったのでかなり疲れた。
また、飲み水が微妙に足らず、少々脱水気味でのゴールで、
ロータリーに着くやいなや自動販売機でコーラを買って
その場でガブ飲み(恥
吉田ルート の下山道には水を売ってる山小屋や売店が無いので
気を付けないとだ。

|2017.09.16(Sat) |富士山 2017  |

富士山山頂から下山

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ご来光だけでなく「お鉢巡り」まで終えて、
最後に待っていたのが「登り」より辛いと言われる下山(汗
天国のような雲海の上から渋々下界(?)を目指す。
1枚目の写真はそんな吉田・須走ルートの下山道口。
下山道口の鳥居が下山する登山客を見守っていた。

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下り始めてすぐに 山頂直下の 鳥居御橋 が見えた。
初めてこれを見た4年前は雨が降ってて
濡れた鳥居がオレンジ色に見えたっけ。
こうして改めて見る鳥居は、乾いているのか白っぽい。

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吉田・須走ルート の下山道は本八合目までは
須走ルートの登山道(登り)にもなっていて、
写真に写っている鳥居をくぐって右に登っていくと
本八合目の 吉田ルート の登山道(登り)との合流点に出る。
鳥居の左側には頂上から続く 吉田・須走ルート の
ジグザグの下山道が見えている。
煙のように見えているのは土埃。

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八合目の 吉田・須走ルート の分岐点。
4年前は「ここが間違いやすいから」とガイド氏が待っていてくれた場所。
須走ルート の山小屋「下江戸屋」を写真の標識通り左に曲がる。

|2017.09.16(Sat) |富士山 2017  |

お鉢巡り 久須志岳から頂上銀座まで

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最後(八番目)のピーク、久須志岳(標高3,725m) の頂上を歩く。
この写真の右上にも登山客が見えているのだが、
久須志岳 は麓側 と 大内院側 の2ルートに分かれていたらしい。
某バーチャル地球儀ソフトで調べたら、頂上手前に分岐があった。
大内院側 のルートを通ると、頂上には土にほとんど埋まった祠の他に、
「全日本山岳リレー縦走」の記念碑が建っていて、この記念碑の上部には
立体的に象った富士山を中心にした「方角指示盤」があるのだそうだ。
私たちは麓側のルートを通り、どこが頂上なのかもよくわからないうちに
久須志岳 を越え、浅間大社久須志神社前、つまり、「お鉢巡り」 を歩き終えた。

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(※写真画像クリックでやや拡大)

麓側のルートを歩いたので、富士山の周りの景色を眺めながら歩いた。
2枚目の写真には、3年前に登った 金峰山 が見えている。

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3枚目の写真には記事にしなかったのだが、
4年前に登った 大菩薩嶺 が見えている。

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山中湖 が見えたので 「ああ、一周歩いたんだな」 と気付いた。
この 「お鉢巡り」 には朝食と休憩、そして 剣ヶ峰 での記念撮影の
順番待ち時間まで入れて2時間46分ほど掛かった。

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ご来光直後で大混雑していた朝とは違って
登山客が少なくなった 山頂銀座 はご覧のようなのんびりムード。
私たちも下山前の休憩を唯一営業中だった「扇屋」で取る。

|2017.09.16(Sat) |富士山 2017  |

お鉢巡り 雷岩から金明水まで

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大沢崩れの源頭部 を過ぎ、
正面に見えるは七番目のピーク、白山岳(標高3,756m)。
白山岳 の山頂付近に見えている切り立った大きな岩が 「釈迦の割石」。
白山岳 の旧名が 「釈迦ヶ岳」 だったことと
岩が縦に割れたような形をしているのでそう名付けられたらしい。
「釈迦の割石」の下にあるのが 小内院(旧噴火口)。
手前の小高い丘の左側にポコっと突き出ている岩が 「雷岩」。
「かみなりいわ」とも「いかづちいわ」とも呼ばれる。
雷がそっちの方角から来ることからそう名付けられたらしい。
主ルートは この小高い丘の手前で 小内院 の火口縁 へ下る。

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「釈迦の割石」を間近に見ながら 小内院 へ下る。
火口底 には万年雪があった。

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小内院 の火口縁でシャリバテ(汗
そんなワケで、山小屋で用意してもらったお弁当を食べるの図。
お腹が空いていたので全部食べてしまったのだが、
お弁当のおかずに魚や卵が入っていたことに後で気付いた、
確か本八合目から上は 富士山本宮浅間大社 の境内の筈。
魚も卵も食べちゃったけどいいのだろうか?(滝汗

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小内院 の火口縁を 久須志岳 目指して 少し登ると
金明水 へと続くルートとの分岐点があった。
私たちは 金明水 までは巡らなかったのだが、
主ルートを歩きながら 金明水の碑 を眺め写真に撮った、
その模様が上の4枚目の写真。
金明水の碑 の向こう側にはここまでの足取りも。

|2017.09.15(Fri) |富士山 2017  |

お鉢巡り 剣ヶ峰から大沢崩れ源頭部まで

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(※写真画像クリックでやや拡大)

富士山 の最高峰 である 剣ヶ峰 も無事登頂を果たして
次は 大沢崩れの源頭部 に向かう。
1・2枚目の写真は、その 剣ヶ峰 から先の様子を撮ったもの。
お鉢巡りの主ルートは 剣ヶ峰 を右斜めに下り、
西安河原 で左に曲がって再び登りになり、
大沢崩れ源頭部 の淵を歩く。

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(※写真画像クリックでやや拡大)

剣ヶ峰頂上 で撮った 大沢崩れ から 久須志岳 までの様子。
お鉢巡りの主ルートは 西安河原 から大沢崩れ側へ曲がる。
大沢崩れ から先は 雷岩(かみなりいわ・いかづちいわ) の手前を右に曲がり
小内院 の火口縁 へ下る。
白山岳 は登山禁止になっている。

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(※写真画像クリックでやや拡大)

西安河原 には以前、当時の環境庁の『富士山頂地区管理舎』と
東京大学大学院による『サブミリ波電波望遠鏡』が設置されていた。
落雷による施設の被害により、2005年に閉鎖。

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大沢崩れの源頭部。
実はここが 「影富士」 のビューポイント。
富士山 の大規模崩落現場を眺めつつ、「影富士」 も見逃さない(笑

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写真上部に写っているのが 天子山塊。
写真向かって右から左へ、 雨ヶ岳、毛無山、長者ヶ岳、天子ヶ岳 と続く。
毛無山 から 長者ヶ岳 や 三石山 の後方に
南アルプスの 七面山 が見えているのに後で気付いた。
七面山の ナナイタガレ(大崩落地帯) がしっかり見えている。
これまでに何度も登ってきた 七面山 は 富士山 の真西にある山。
大沢崩れ や 大沢川 は 富士山 の真西にあるのだから見えて当然なわけだ。
これを確認するのに某バーチャル地球儀ソフトで一日掛かって調べてた(恥
判って良かった。
これまでは あっち(七面山)から 富士山 を眺めてきたけど、
これで漸くその逆も見られてとても嬉しかった。

Nikon 1 V2
Photo by T.(※写真画像クリックでやや拡大)

|2017.09.13(Wed) |富士山 2017  |

お鉢巡り 馬の背から剣ヶ峰まで

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五番目のピーク、 三島岳 を過ぎ、
六番目はいよいよ日本で一番標高が高い 剣ヶ峰(標高3,776m) 、
その頂上を目指す。
その前に最後の難所として立ちはだかるのが 「馬の背」。
この 「馬の背」 はその名の通り、峰の左右両側が切れ落ちて崖のようになっている。
登山道のある斜面自体が急傾斜で、
固い岩盤の上に砂が載ったとても滑りやすい斜面だ。
登りもかなりキツいが、下りだと転倒する登山者も多いらしく、
この 「馬の背」 のせいで 「お鉢巡り」 自体を右回り
(つまり、登り)で通ると良いと言われているくらい。
そんな 「馬の背」 を横から撮ったものが上の1枚目の写真。

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「馬の背」 を下から撮ったものが2枚目の写真。
正面からより横から撮った1枚目の写真のほうが
この傾斜の迫力が伝わるだろうか。
頂上の観測所の現在の正式名称は 『富士山特別地域気象観測所』 で、
気温と湿度、そして日照時間(夏期のみ)を現在も自動観測している。
また、観測員が使用していた建物はNPO法人『富士山測候所を活用する会』により
高所科学の研究に活用されているという。
運用を終えた 白いレーダードーム はその後、富士吉田市に移設され、
富士山レーダードーム館 のシンボルになった。

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(※写真画像クリックでやや拡大)

剣ヶ峰 の頂上での記念撮影行列に並んでいるの図(笑
これができるのもツアーでなく個人で来たから。
ほとんどのツアーはご来光後即下山、またはお鉢巡りがあっても
この行列に並べるほどの時間的余裕はまず無い。
自分たちの順番が来るまで、ここまでの経路がわかる写真を撮った、
それが3枚目の写真。

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富士山の 「二等三角点」 の説明を読むと
「平成14年4月1日から、三角点の位置を表す基準が
日本測地系から世界測地系に変更され、緯度・経度の値が変わりました」とあった。
それ以前は学校でも習ったと思うが
3775.63m で四捨五入して 3,776m(みな、なろう!) だった。
現在は 3,775.64m、1cmほど高くなったらしい。

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写真向かって右側に写っている白い四角い石が 三角点標石。
この標石は雨風により崩落するのを懸念した国土地理院が職員を派遣し、
栗石、セメント、砂、水などを山頂まで担ぎ上げ、三角点の周りに積み上げ、
コンクリートにより周囲を固めたりして崩落しないように守った。
実は、三角点は必ずしも山頂の最も高いところに設置されるわけではなく
富士山の本当の最高地点は三角点から北へ約12mのところにある岩、
標高は 3,776.12m 。

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日本最高峰富士山剣ヶ峰 での記念写真(笑
私たちの後ろに写っている縦長の茶色い建造物(?)が富士山の 電子基準点 。
この電子基準点の高さは、富士山の三角点より2mほど高い。

|2017.09.11(Mon) |富士山 2017  |

お鉢巡り 駒ヶ岳から三島岳まで

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前記事 の 御殿場ルート頂上 の写真にも写っていたのだが、
御殿場ルート頂上のすぐ上に 三番目のピーク、 駒ヶ岳(標高3,722m) がある。
上の1枚目の写真で言うと、白い祠があるところが 駒ヶ岳 の頂上らしい。
駒ヶ岳 は麓側、大内院側 には 四番目のピーク、浅間岳(標高3,722m) がある。
浅間岳 も 『八神峰』ではないが 『八神峰』のひとつで、
頂上に白い鳥居があるらしい。
駒ヶ岳の ほうに気を取られてしまい見逃した(恥

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駒ヶ岳 を過ぎると、富士宮ルートの頂上に出た。
ここには 富士山浅間大社奥宮 や 頂上富士館(山小屋) がある。
頂上富士館 の後ろに写っているのが五番目のピーク、三島岳(標高3,734m)。
浅間岳 と同じように、頂上に白い鳥居がある。

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富士山浅間大社奥宮。
お守りを戴いた(買った) 久須志神社 は この浅間大社の末社。

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富士宮ルートの頂上。
富士登山の4ルートのうち、一番距離が短いのがこのルート。
4年前に登った 宝永山 はこのルートの六合目から登った。

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富士山浅間大社奥宮 の前を通過し
五番目のピーク、三島岳 の手前の 「このしろ池」 辺りから
大内院(旧噴火口) を覗いてみる。
噴火口の底部が見える。
底部の左側に突き出た岩が 「虎岩」 。
平安時代に登頂したと言われている都良香(みやこのよしか)の『富士山記』の記述に
この 「虎岩」 のことが 「蹲虎(うずくまる虎)の如し」 と載っているそうだ。
「このしろ池」 は雪解け水の水溜りなのだが、
残念ながらこの日は水が全く無く、ただの平地になっていたので
よくわからなかった(汗
もしも水があって無風状態だったら
「このしろ池」 の水面に ”逆さ剣ヶ峰” を見ることができる。

|2017.09.10(Sun) |富士山 2017  |

お鉢巡り 伊豆岳から御殿場ルート頂上口まで

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富士山山頂の八つのピーク、『八神峰』 を巡る 「お鉢巡り」、
ひとつ目のピーク、 成就岳(旧大日岳、標高3,735m) は頂上まで登り切ると
落石防止のため、頂上から先に続く道が無い。
そんなわけで一旦、吉田・須走ルート下山道口の分岐まで戻った。
分岐からは 御殿場ルートや富士宮ルート方面への道を歩いた。
1枚目の上の写真がその道で、成就岳(旧大日岳) の脇を通って
二番目のピーク、伊豆岳 へ向かう。

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伊豆岳(標高3,749m) は頂上までの道が無い。
成就岳(旧大日岳)と同じように、伊豆岳の脇を通って
「荒巻」と呼ばれる強風の吹き荒れる道を下る。
そんな「荒巻」で 伊豆岳 を振り返ったところが二枚目の上の写真。
ちなみに、理由は分からないが
伊豆岳 は標高が高いにも拘わらず 『八神峰』 には含まれていないらしい。

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成就岳(旧大日岳) から 伊豆岳 の間では麓側に
やはり4年前に登った 宝永山 が見えた。
宝永火口 までは見えなかったが、宝永山 の山頂はしっかり見えた。
須走ルート や 御殿場ルート で下れば 宝永山 の全景も見渡せるだろう。
今回は吉田ルートでの下山なのがちょっと悔しい。

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上で「二番目」と書いた 伊豆岳 が 『八神峰』 には含まれないので、
二番目は 朝日岳(旧成就岳、標高3,733m) ということになるのだが、
その 朝日岳、写真も撮らずに通り過ぎてしまい(汗
次に撮っていたのが 朝日岳(旧成就岳) の南斜面にある 東安河原(東賽ノ河原)。
ここには 中央気象台臨時富士山測候所 が設置されていたらしい。
逓信省富士無線中継所 でもあったらしく、
観測所が 剣ヶ峰 に移設するまでここにあった。
写真向かって右側に「富士無線中継所記念碑」、
その左側に「栗山國雄君殉職碑」が建てられていた。
この「栗山國雄」という人物は、超短波多重通信電解強度試験のために
山頂に滞在している間、強度の高山病に罹って亡くなったのだという。

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東安河原 を下りたところが 御殿場ルート の頂上。
鳥居の左側の建物は、8月20日(平成29年度)まで営業していた 郵便局。
ご覧のようにもうポストさえ無く閉鎖されていた(涙
手前の石碑には「富士山頂浅間大社銀明水」と書かれていて、
御殿場ルート頂上の手前 この写真を撮っている私の背後に
柵に囲まれた祠があったらしいのだが気付かず(汗)
その祠が 「銀明水」 の湧き出ていた場所らしい。
富士山山頂における貴重なふたつの水場のうちのひとつだったが、
残念ながら現在では枯れてしまっている。
この石碑には他に、「御殿場口下山道」と書かれている面もある。

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|2017.09.10(Sun) |富士山 2017  |

お鉢巡り 成就岳(旧大日岳)

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久須志神社 から 山頂銀座 を経て 写真の 吉田・須走ルート下山道口へ。
この下山道口の前に 成就岳(標高3,735m) への分岐がある。
成就岳 の旧名は「大日岳」、2014年に時代や資料等による変遷があり、
現在では 成就岳 となった。

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成就岳(旧大日岳) への途中で振り返り、 『山頂銀座』 を臨む。
”銀座”と呼ばれるだけに、そこだけ建て込んでいるのが判る。

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右上が 成就岳(旧大日岳)。
この辺りを歩いている時が一番風が強かった。
突風で顔や服が一気に土埃まみれになる。

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成就岳(旧大日岳)頂上 の鳥居と賽銭箱。
背後に 剣ヶ峰 が写っている。

|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

久須志神社前からお鉢巡りへ

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「富士山山頂でご来光を拝む」 という目的を果たして
次なる目的は、前回できなかった お鉢巡り。
その前に 吉田ルート頂上近くにある 富士山浅間大社の末社
久須志神社 でお守りを戴く(買う)。

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1枚目の写真では石碑の右側に写っている 久須志神社。
ご来光後には記念写真を撮影する登山客でごった返した神社前。

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通称 『山頂銀座』 と呼ばれる吉田・須走ルート頂上付近の山小屋集落は
この日が平日だったためか、営業中の山小屋(売店)はたった一軒、扇屋 のみ。
そんな状況なので、ご来光待ちで身体を冷やした登山客が
温かいものや朝食を摂りたいなど大混雑になった。
店の入口からは長い列もできた。

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吉田・須走ルートの下山道口付近から朝焼けに輝く 剣ヶ峰 と
旧噴火口の 大内院(だいないいん) を臨む。

|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

富士山山頂でご来光を拝む

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この日のご来光は5時5分頃の筈だったのだが、
地平線近くに雲が出たため、少し遅れての日の出になった。
幸い、雲海で麓の景色が全然見えないというわけでもなく、
青空に、朝焼けに、雲海に、山中湖に朝陽が照らされ、
周囲がどんどん明るくなっていく様はとても幻想的で
大感動だった。
カメラを持って行かなかったのがやはり悔やまれたのだが、
スマホのカメラでもこれだけ撮れればいいやと納得。

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まだ夜明け前の山中湖。
これも幻想的で好きな一枚。

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山頂直下の 鳥居御橋 付近でご来光を眺める登山客たち。

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頂上の 富士山浅間大社奥宮の石碑 の周りでご来光を眺める登山客たち。

|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

本八合目のトモエ館から頂上まで

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今回宿泊した 本八合目トモエ館 から 吉田ルートの頂上 までは
標高差270m。
標準コースタイムで登れれば1時間20分ほどで着いてしまう距離。
明るい時間に山小屋前から山頂付近の写真を撮ったら
九合目の鳥居や、山頂直下の鳥居御橋、
そして 富士山浅間大社奥宮の石碑まで見えた、それが1枚目の上の写真。

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夕方の5時半には夕食を摂り、6時には寝袋に入って就寝。
たっぷり6時間ほどの睡眠を取って、深夜の2時頃に起床。
2時半には準備を整え山小屋を出発。
その頃の模様が2枚目の写真。
ヘッドライトを照らしながら山頂へ向かう登山客の光のラインが見える。

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登り始めて20分もしないうちに
九合目の山小屋 ご来光館(標高3,450m) の前を通過。
吉田ルートはこの ご来光館 が一番最後の山小屋。

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九合目の ご来光館 から30分ほどで 九合目の鳥居を通過。

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九合目の鳥居 を通過した辺りから夜空が白み始め、
山頂直下の 鳥居御橋 を通過する頃には朝焼けで空が赤く染まり始める。
左上には山中湖が見えている。

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本八合目からちょうど2時間で頂上に到着(吉田ルート頂上)。
ご来光までには1時間近く余らせ、ご来光撮影の場所取りまでできた。

|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

本八合目で影富士と山小屋泊

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本八合目の山小屋は 富士山ホテル(標高3,400m) と
本八合目トモエ館(標高3,400m) のふたつ。
私たちのこの日の宿泊は トモエ館 で、夕方の5時20分頃着いた。
登り始めてから6時間10分ほど掛かったが、高山病にも罹らず、
もう少し登れるほどの余力まで残っていて妙に驚く。

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本八合目の石碑。
ここから上は麓の 富士山本宮浅間大社 の境内になる。
この石碑は 本八合目トモエ館 と
須走ルートの 胸突江戸屋(上江戸屋・標高3,400m)との間にある。

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陽が沈む前に見えた影富士。
これも見たかった & 撮りたかった風景のひとつ。
本八合目の 富士山ホテル 辺りでやっと見れたのだが、
陽が沈み始めた八合目の 白雲荘 からでは見えなかったので慌てた。
どうにか間に合ってよかった!

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この日の夕食は ハンバーグ付きのカレーライス。
白雲荘 でも似たような感じだったっけ(笑
前回は高山病でほとんど食べられなかったのだが、
今回は見事に完食。

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山小屋からポストカードを出す。
山小屋で絵葉書セットを買うと山小屋のスタッフが
ポストへ入れて送ってくれるサービスがある。
山頂の郵便局から送るつもりでいたのだが、
今年は8月20日で業務を終了してしまったので
この山小屋でのサービスを利用した。

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食事後に再び外へ。
陽が沈み、どんどん暮れていく空を眺める。
今日の無事を感謝し、明日の無事を祈る黄昏時。

|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

八合目の太子館から元祖室まで

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八合目の山小屋は 太子館(標高3,100m) に始まり
蓬莱館(標高3,150m)、白雲荘(標高3,200m)、
元祖室(標高3,250m) と続く。
日本で一番標高が高いのは富士山だが、
二番目に高いのが南アルプスの 北岳(標高3,193m) なので、
白雲荘 まで登れば 北岳 より高いところまで登ったことになり、
残すは富士山山頂ということらしい。

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太子館 には 八合目救護所 が併設されている。
七合目救護所と同じように、登山シーズン中の一部期間開設し、
医師が常駐して24時間体制で診療に当たっている。
太子館の少し上には吉田ルートの下山道からも来られるよう
横道が通っている。
写真はその下山道からの横道。

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蓬莱館 の西側には 蓬莱亀岩八大龍神 という石碑と
落石防止壁の向こう側に亀の形をした大きな岩がある。
この岩の下に 亀岩八大龍神が祀られている窟 があるらしいのだが、
登山道からは外れているため、亀岩と石碑だけカメラに収めて通過。

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4年前の初めての富士登山で利用した 白雲荘。
その時はもっと暗くなってからの到着だった。
夕食も食べられず軽い高山病に罹ってたっけ。
ここから先の登山道や景色は夜中だったため、
ヘッドライトではほとんど判らず、
記憶の中でも空白の部分だったのだが、
今回の富士登山でそこが埋められ、非常に喜ぶ。

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八合目の3番目(最後)の山小屋 元祖室。
元祖室 横の大きな鳥居の向こう側には
富士講中興の祖「食行身禄」が祀られている烏帽子岩があり、
富士山天拝宮 も併設されている。

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元祖室 から上を見上げると三日月と共に
本八合目の山小屋が見えた。
この時期はもう少し高いところでないと
影富士も見えないので先を急いだ。

|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

七合目の日の出館から東洋館まで

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七合目の山小屋は 花小屋(標高2,700m) に始まり
日の出館(標高2,720m)、七合目トモエ館(標高2,740m)、
鎌岩館(標高2,790m)、富士一館(標高2,800m)、
鳥居館(標高2,900m)、東洋館(標高3,000m) と続く。
鎌岩館 の下には 七合目救護所 があって
登山シーズン中の一部期間開設し、医師が常駐して
24時間体制で診療に当たっている。
写真は七合目で5番目の高さにある 富士一館。
6合目からこの山小屋を通る頃まではガスが出ていた。

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七合目の登山道はご覧のような岩場が続く。
少し登ると 鳥居館 の赤い鳥居が見えてくる。

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七合目の登山道を上から見下ろしたところ。
ガスが 富士一館 辺りまで上がってきている。
あとから来る登山客が険しい岩場を登っているのも見える。

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七合目トモエ館 の鳥居。
花小屋からは、まずはこれを目指して登る感じ。
七合目トモエ館 の辺りから雲海の上に出た。
白い雲海に赤い鳥居が映えてなかなかのシーンだ。

下の写真は七合目の最後(7番目)の山小屋 東洋館。
扉の写り込みで雲海を背景に自撮り(笑)

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|2017.09.09(Sat) |富士山 2017  |

六合目から七合目の花小屋まで

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六合目から七合目の最初の山小屋である 花小屋 の手前までは
落石防止壁があるジグザグの砂利道が続く。
傾斜はさほどじゃないので、標高はじわじわと稼ぐ感じ。

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七合目の 花小屋 の手前で砂利道からご覧のような岩場に変わる。

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花小屋 のひとつ先の山小屋から下を見下ろしたところ。
ジグザグの砂利道が上の方に写っている。

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最初の山小屋 花小屋(七合目) の前で上を見上げる。

|2017.09.07(Thu) |富士山 2017  |

吉田ルート出発点から六合目まで

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雲取山年越し山行 以来 約9ヶ月ぶりの山登り。
その間に無駄な脂肪を身体にたくさん蓄えてしまい、
体重を5キロほど増やしてしまった(大恥
そのせいで、昨年の秋に買って 雲取山 に着て行ったパンツが
身体に合わなかったり、カットソーでさえキツそうに見えたりと、
出発直前になって大慌て(汗
荷造りも、自分の身体に付いた脂肪分を考えると余計軽くしたくて
泣く泣く一眼レフカメラの持参をやめた(涙
そこまでしても日頃背負わないほどの重さになったザックに
持病や出発直前に罹ったギックリ腰、そして高山病の心配まで抱えて
不安ばかりが先に立ち、思わず溜息。

それでも出発当日はやって来る。
スタートしてすぐに開けるはずの展望がご覧のように雲海で遮られ、
ここから見えるはずの 山中湖 の姿は見られない。
六合目までの登山道は、こんな緩やかな下り道が少し続いて、
登りの標高が稼げないダラダラ道だ。
だけど、この区間での歩き方、特に歩く速さが高山病予防の鍵。
だから、後から来た登山客たちにたくさん追い越されても
それを気にせずゆっくり歩いた。

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五合目ロータリー から20分ほどで
吉田ルートの出発点 『泉ヶ滝』 に着いた。
五合目ロータリー の標高は2,305m、泉ヶ滝の標高も 2,305m。
ここまでは標高差が無い。

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泉ヶ滝。
吉田ルートの大きな看板のすぐ横にある。
前回は気付かず通り過ぎてしまったが、今回は写真に撮れた。
富士山で水の得られる数少ない場所で、
五合目の小御嶽神社参道途中にもあたり
参詣時に道者が水垢離(みずごり=水行)をしたという。
石碑は1826年に建立。

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落石防止シェルターを過ぎたところに
富士山安全指導センターの建物がある。
ここでは今年の取り組みとして
登山者にヘルメットの貸し出しを行っていた。
このヘルメットは貸出時に3000円の支払いがあるものの
返却時に全額返却してくれる事実上無料の貸し出し。
期間は7月1日の開山日から閉山日の9月11日まで。

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安全指導センターを過ぎたところが六合目。
仮設トイレが並んでいるのですぐにわかる。
ここで 北口本宮冨士浅間神社 からの登山道と合流。
また、そこから少し登ったところに吉田ルートの下山道との合流点がある。
写真は下山道との合流点。

|2017.09.03(Sun) |富士山 2017  |

富士スバルライン五合目で

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前記事 にも書いたが、前回の富士登山
出発直前まで踵骨折のリハビリしてた。
今回は高速バスの予約の1日前、つまり出発の11日前に
なんと、ギックリ腰になってしまった(滝汗
そんな状態にあったら普通、富士登山なんていう計画は
無謀過ぎてしないだろう。
登山者としてはマナー違反、
体調管理不足での登山ということになるのだろうから。
だけど、私のギックリ腰は実は二度目、背骨や神経、
内臓などにも問題が無く、原因もストレスと判っていた。
実際に、出発の3日前までには痛みが完全に無くなっていた。
それより心配になったのは、この先のことだった。
還暦が目の前にチラつく年齢になっていて(涙
ぐずぐずしてるとこんな風にどんどん故障が出るだろう。
その前に登りたい山には登っておきたい。

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そんなワケで、今回もちょっぴり無理を押した。
富士スバルライン五合目 には予定より20分も早い10時に到着。
幸いなことに天候に恵まれ、五合目 からは 富士山 がはっきり見えた。
雲海の隙間からは周辺の山々なども眺めることができた。
2枚目の写真には南アルプスの北岳から聖岳までが見えている。

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高山病対策として一時間余りを五合目で過ごした。
その間に早めの昼食を摂り、
富士山小御嶽(こみたけ)神社 に安全祈願に立ち寄ってから
五合目ロータリー を出発。
ロータリーの外れの 山梨県庁の世界遺産富士山課 のテントでは
富士山保全協力金(入山料) を支払う。
協力金はひとり1,000円。
下の写真は協力金と引き換えに受け取ったもの。
富士山の間伐材で作られた「富士山牛玉」図柄の木札(記念品)と
富士山2017の小冊子、そして領収書。

ちなみに、この協力金は4年前から徴収が始まり
前回も支払ったのだが、当時は徴収自体が試行段階だったので
金額も決定していなかったし、記念品なども無かった。

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|2017.09.01(Fri) |富士山 2017  |

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2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
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未哉 ( Miyah Oshima )

日々のありふれたシーンを気ままに撮って、気ままに掲載しています。
写真から何か感じてもらえたら嬉しいです。
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渡部さとる主宰 workshop 2B 34期生。

* 写真の無断転載や無断使用等は固くお断りします。

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2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
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● 富士山 2013

世界文化遺産に登録されたばかりの富士山に吉田ルートで初登頂。
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Photoback JOURNAL Day Dream

● Daydream...

デジタル一眼レフカメラにトイカメラのレンズや手作りのフィルターを着けたり、その風合いをサンプルして仕上げた写真でPhotoback JOURNALを作りました。233zine部展「NEXT」に出品。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback POCKET Out of the Blue

● Out of the Blue

写真展「Out of the Blue」のために撮影したものをまとめて
Photoback POCKETを作りました。
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Photoback ALBUM Double 2007-2010

● Double 2007-2010

2010年7月に開催した個展「Double -ひとつに溶け込むふたつのシーン-」
で展示した作品を中心に、2007年から2010年にかけて撮影した多重露光写真でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Somewhere

● Somewhere ~Sometimes, somewhere~

シブヤプロダクツ × DreamPages のコラボレーション・イベント "MY DREAM MY LIFE"第2弾 に233写真部部員有志として展示参加。
DreamPages の協賛で旅行写真集を作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback BUNKO in the coner ~片隅で・・~

● in the coner ~片隅で・・~

撮り溜めた写真でPhotoback BUNKOを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

         

Photoback ALBUM S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

● S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

トイデジのVQ3007でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback ALBUM Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

● Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

トイデジのVQ1005でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。