そんな ありふれた ワンシーン


Polaroid SX-70

Polaroid SX-70
Polaroid SX-70 + 70Film 千葉市千葉ポートタワー

自分の仕事とボランティアな仕事の合間にmixiやこのブログを開設してからというもの
写真を見る機会がたいへん多くなりました

写真は撮るのも見るのも大好きですから
家事を後回しにしてもできるだけ見て回っているのですが
それらの写真を拝見してよく思うこと

「自分の写真には世界が無いなぁ…」

写真って撮るだけなら誰でもできますよね
技術が無くてもオートフォーカス搭載のカメラなら
シャッターを押しさえすれば綺麗に撮れて一応の満足度も得られます
でも、そこで満足していいのかな?と思うのです
写真の本当の楽しさってそれだけでは得られないような気もするのです

そんなことを考えながら自分の撮った写真を眺めていたら
ポラSX-70を買ったばかりの頃に撮ったこの写真にハッとしました

「青色がこんなに変わってる」

スキャナーが違うこともありますが、上の写真が撮った当日スキャンしたもので
下の現在の写真と比べると青色の違いがお判りになるかと思います
ポラロイドのフィルムは色が定着するのに半年くらい掛かりますから
その間にこんな色に変色してしまったのでしょう

このカメラを購入したばかりの頃のことですから
こんな薄暗い時間に三脚も用意せず撮るということがどういうことなのか
全然知りませんでした
お陰で千葉ポートタワーが右側に少し傾き、街路灯もブレて二重に写っていますが
これを撮った当時はこの深い青色が妙に好きで気に入っていた1枚でした

この写真で改めて時間の経過を知り
時間の経過と共に自分の腕前も当時よりはちょっぴり上がったように思います
けれどそれに反比例して、こんな自分の世界が失われていったようにも思います

うまく撮ることばかりに気を取られて
自分の世界を描き忘れているように思うのです

「まずは下手でも自分の世界を作ってみよう」

下手上手《ヘタウマ》という言葉もありますよね
デジタルカメラで撮った写真では気付かなかったこんなことを
このポラ写真が教えてくれました
下手でいい、もっと自分の世界が描けたら、と下手は下手なりの野望を抱く私です



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