Such an ordinary scene


「イタリア旅行記」回想

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2年前の夏の旅行記が、2年も掛かってやっと完結を迎える。
この記事を合わせると、全部で82話にのぼり、
旅行記の中で最長になった。
それがやっと終わるのか・・と思うと、やけに感慨深い。
でも、これでイタリアの旅も終わるんだ・・と思うと
めちゃめちゃ寂しい。
何か書き残している感じもありあり(何

本当は前年(2015年)に計画した旅だった。
直行便にこだわった為、パリに先を越され、
ローマ に限っては過去に一度訪れたこともあったから
イタリア にはもうご縁が無いかもしれないと思っていた。
そして、二度目ということを考えると、三度目は無いだろうと思う。
だから、かなり欲張って観て回った、後悔しないように。
実際には後悔するようなこともあったのだが(何
旅行記のあちこちで私たちのそんな欲張った様子が見て取れただろう、
「時間が無い私たち・・」という言葉も
時間ぎりぎりまでイタリアを満喫したことの表れのような。

だけど、もっと時間があったとしても
体力的にもう限界だったに違いない。
だって、イタリアも暑かったんだよ、
そこは日本と全然変わらなかったよ(苦笑

写真はイタリア各地で観てきた黄金のモザイク画をリスペクトして
モザイク調に仕上た。
場所は ローマ の コロッセオ。
黄金は思い出の中にたくさん散らばっている。

|2018.05.22(Tue) |イタリア旅行記  |

フィウミチーノ空港へ

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上の写真は フィウミチーノ空港 のパノラマ。
フォロ・ロマーノ で古代ローマの遺跡を観て回った私たちは
帰国の途に着くべく、メトロで テルミニ駅に向かった。
フォロ・ロマーノ へ行く前にホテルをチェックアウトし、
テルミニ駅 の荷物預り所にスーツケースを預けておいたのだ。
ローマ市街 から フィウミチーノ空港 までの交通機関は
シャトルバスやタクシーという手もあったのだが、
私たちは鉄道、レオナルド・エクスプレスを選んで
先に乗車券を買い、チェックも済ませておいた。

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右に写っている車両が レオナルド・エクスプレス。
テルミニ駅 から フィウミチーノ空港 までノンストップ。

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スーツケースが置ける場所(棚)もあった。

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テルミニ駅 から フィウミチーノ空港 までの運賃は14ユーロ(大人1人)。
11時50分発に乗り込み、空港までの所要時間は32分、快適。

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往路は ヴェネチア への乗り換えで利用した フィウミチーノ空港。
復路は 日本(成田) までの直行便で帰国の途に。

|2018.05.21(Mon) |イタリア旅行記  |

パラティーノの丘にて

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いくつかのガイド本によれば
「出入口」とされていた ティトゥスの凱旋門 のすぐ傍にある入場口。
そのつもりで見学して周り、ガイド本通りそこから出ようとした途端、
係員に「ここは入場のみ」と止められた私たちは
その結果、パラティーノの丘の入口か、
フォーリ・インペリアーノ通り側の入口まで戻るかの選択を強いられる(汗
ここまで観て回り、距離的にはそう違わないのなら
もう観てしまった遺跡を再び観て帰るより
少しでも観ていない方から出たい。
ってことで、ちゃっかり パラティーノの丘 も観てきた、チラッとだけど。

紀元前・後にかけての帝政ローマ期に
皇帝が住む宮殿が建ち並ぶ地区となった パラティーノの丘 には
ティベリウス帝 が造った宮殿 ドムス・ティベリアナ、
ドミティアヌス帝 など フラヴィウス朝期の宮殿 ドムス・フラヴィア、
アウグストゥス帝 が自ら建てた ドムス・アウグスターナ や アポロン神殿
などが建っていた。
そんなワケで、この丘の上も当然遺跡だらけ。
上のパノラマは左から ドムス・セプティミ・セウェリ、スタディオン、
ドムス・アウグスターナ、聖ボナヴェントゥラ・アル・パラティーノ修道院。

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ドミティアヌス帝 が自身の宮殿内に造った競技場 スタディオン。
通称 ”ドミティアヌスのヒッポドローム” と呼ばれていた。

スタディオンの東(写真左上)に隣接しているのが
ドムス・セプティミ・セウェリ(ドムス・セウェリアナ)。
先に建てられていた ドムス・アウグスターナ の拡張として
セプティミウス・セウェルス帝 により増築されたもの。
16世紀にそのほとんどが取り壊されてしまったため、
全容は絵画でしか偲ぶことができないという。

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スタディオンの上の白い建物は パラティーノ博物館。
旧石器時代や青銅器時代のものも含め、
パラティーノの丘の出土品が展示されている。

パラティーノ博物館 の左側に写っているのが ドムス・アウグスターナ。
そこまで行けば宮殿の柱や噴水跡などが間近に観られたのだが、
時間が無い私たちは外側だけチラ見(涙

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パラティーノの丘 から眺める コロッセオ。
この丘だけでなく、ローマで見た松の木は
どれも上部だけこんもりとした姿。
まるで傘を開いたような樹形ということで、
イタリアカサマツ(笠松)というらしい。

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パラティーノの丘 からメトロの コロッセオ駅 までの途中、
コンスタンティヌスの凱旋門 の前で
セグウェイによる観光ツアーの集合に出くわす。
時間があれば、これも楽しそうだった。

|2018.05.20(Sun) |イタリア旅行記  |

フォロ・ロマーノ 6.

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フォロ・ロマーノ の南東側に建つ ティトゥスの凱旋門 から撮ったパノラマ。
写真のちょうど真ん中の遠方に タブラリウム が写っている。
タブラリウム の左側の小高い丘が パラティーノ(の丘)、
手前側(右側)に写っている白いファサード(正面部分)や鐘楼は
サンタ・フランチェスカ・ロマーナ教会 のもの。

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サンタ・フランチェスカ・ロマーナ教会 については
ココ の ウェヌスとローマ神殿 で紹介しているのだが、
ここでもざっと説明すると、
9世紀に起きた大地震で廃墟と化した ウェヌスとローマ神殿 の跡地に
サンタ・マリア・ノヴァ教会 を建てた、これを17世紀に大修復。
その修復時に僅かに残っていた女神ローマの内陣が鐘楼として組み込まれ、
今の サンタ・フランチェスカ・ロマーナ教会 の姿になった。
この教会には数々の宗教芸術品の他に
聖フランチェスカ の遺骸が安置されている。

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フォロ・ロマーノ の南東に建つ ティトゥスの凱旋門。
サンタ・フランチェスカ・ロマーナ教会 のすぐ傍に位置するこの凱旋門は、
ドミティアヌス帝 が、先代皇帝で ドミティアヌス帝 の兄でもある ティトゥス の
功績を称えるために建てた。

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ティトゥスの凱旋門 のすぐ傍にある入場券売り場と入場口。
ここから出たかったのだが、入場のみと係員に止められる(だめぢゃん...

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フォロ・ロマーノ の最南東端にある ウェヌスとローマ神殿 へ向かう。
正面に見えているのは コロッセオ。
その右側に並んでいる円柱は、神殿の周りを四角く囲んでいたもの。

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フォロ・ロマーノ の南東側の端には
コロッセオ や コンスタンティヌスの凱旋門 が見下ろせる
展望台がある。
ここからの コロッセオ の姿は圧巻。

|2018.05.15(Tue) |イタリア旅行記  |

フォロ・ロマーノ 5.

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ウェスタの巫女たちの家 から
”聖なる道” の向こう側に並び建つ遺跡たちを撮ったパノラマ。
写真の一番左には ディオスクーリ神殿(三本の柱 )が、
手前には ウェスタの巫女たちの家、
その向こう側に アントニヌス・ピウスとファウスティナの神殿、
その右側にある円筒形の建物が ロムルス神殿、
ロムルス神殿 の右隣が マクセンティウスのバシリカ。

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ウェスタの巫女たちの家 はその名の通り、
ウェスタ神殿 の聖火を見守る巫女たちの居住地。
上の写真ではちょうど木立が邪魔して見えないのだが、
ウェスタ神殿の真裏に建てられていた。
現在の姿は トラヤヌス帝に再建されたもので、
中庭に面して巫女の像が建ち並ぶのみ。

巫女の像 の右後ろに写っている円筒形の建物は、
マクセンティウス帝 が 幼くして亡くした息子
ウァレリウス・ロムルス のために建てた ロムルス神殿。
マクセンティウス帝 は完成前に戦死したので未完のままらしい。

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ロムルス神殿 の隣に建っているのが マクセンティウスのバシリカ。
主に裁判や集会に使われていたバシリカだが、
現在残っているのは北側の側廊部と
コンクリート製のアーチを平行に押し出した形状部(ヴォールト)だけ。
建設当時、単体の建物としては最大の建造物だったという。

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ウェスタの巫女たちの家 を挟み、
ロムルス神殿などの向かい側にあるのが パラティーノ(の丘) 。
時の権力者である皇帝たちは、この傾斜地に専用通路を造り、
丘の上の邸宅と フォロ・ロマーノ とを行き来していた。

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左の写真はパラティーノの丘の上にある
ファルネーゼ庭園 へと続く階段。
ファルネーゼ庭園 は ティベリウス帝 の宮殿跡に
建造されたヴィラ(邸宅)で、1550年に
アレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿 によって造られた。
この庭園はヨーロッパで最古の私設植物園だったらしい。
ティトゥスの凱旋門 の近くにあったのでちらっと寄った。
写真のアーチを覗き込むと、右の写真の泉が見えた。
この庭園からも フォロ・ロマーノ の景観が楽しめるのだが、
時間が無い私たちは、丘の上の庭園は諦めることに...

|2018.05.15(Tue) |イタリア旅行記  |

フォロ・ロマーノ 4.

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エミリア聖堂辺りから撮った パラティーノの丘側 のパノラマ。
写真のちょうど真ん中辺りに前記事で紹介した ディオスクーリ神殿 の
3本の柱が写っている。
写真の一番左に写っている屋根のあるところが ディウウス・カエサル神殿。
その右側に ウェスタ神殿。
ウェスタ神殿 の後ろに広がっている丘が パラティーノの丘(展望台)。
パラティーノの丘 と ディオスクーリ神殿 の間に見える近代的な建物は
40人の殉教者の礼拝堂。

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ディウウス・カエサル神殿 は、紀元前29年に
アクティウムの海戦で勝利した オクタウィアヌス(後のアウグストゥス帝)が
神君カエサル を記念して建てた神殿。
カエサル帝 の遺体が火葬された場所に建てられている。

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ディオスクーリ神殿 の傍に建つ 40人の殉教者の礼拝堂。
西暦320年にアルメニアの首都セバスティア近郊の凍った湖に
裸でさらされ殉教した40人のキリスト教徒が描かれている壁画を
保存している。

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上の左の写真の左端に白い柱がちらっと見えているのだが、
40人の殉教者の礼拝堂 の壁に隣接しているのが ユートゥルナの泉。
ユートゥルナ(ラテン語: Juturna)は、ローマ神話における噴水・井戸・泉の女神。
紀元前1世紀の修復を記念して造られた白い大理石の井戸(小屋)で、
小屋の前には武装した男と槍を持つ女性を描いた大理石の祭壇がある。
水盤はその祭壇に覆い隠されたように設置されているため、
この写真でもちらっとしか見えていない。
右の写真はユートゥルナの槽(プール)。
カストル と ポルックス(ディオスクーリ)の馬たちがここで水を飲み、
勝利(紀元前496年のレギトゥス湖での戦い)をもたらしたという。

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ウェスタの巫女たちの家 から撮った パラティーノの丘。
パラティーノの丘 には歴代の皇帝などの豪邸があった。
また、丘の上は フォロ・ロマーノ が見渡せる展望台になっている。

|2018.05.13(Sun) |イタリア旅行記  |

フォロ・ロマーノ 3.

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フォロ・ロマーノ の北西側のパノラマ。
前の記事 でも紹介したけど、ざっと説明。
フォロ・ロマーノ の最北西端にある カンピドリオの丘の傾斜地に
でーんと建っているのが タブラリウム(鐘楼のある建物)。
一番右端に建っている凱旋門は セプティミウス・セウェルスの凱旋門。
タブラリウム の手前にある3本の柱と8本の柱は
ウェスパシアヌスとティトゥス神殿 と サトゥルヌスの神殿。
このふたつの神殿の間にある1本の巨大な柱が フォカスの記念柱。

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サトゥルヌスの神殿 の前から
フォロ・ロマーノ の南東側を向いて撮ったもの。
写真の左側に写っている巨大な柱が フォカスの記念柱。
フォカス帝 を称えて建立された石柱で、
位置的にはロストラ(演説台) の前に建っている。
高さ13.6mのコリント式の円柱が白大理石の台座の上にそびえる。
因みに、フォカス帝 は パンテオン
教皇ボニファティウス4世に寄進した皇帝。

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手前の基礎部分の礎石が並ぶ遺跡は バシリカ・ユリア。
主に民事裁判所として使われていたバシリカ(公会堂)で、
4つの大法廷があった。
ローマ市民の会合の場所としても使われていたという。
カエサル帝 が建設を命じ建て始めたのだが、
完成は アウグストゥス帝 の時代。

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左側に写っている遺跡は
フォロ・ロマーノ の入口 に一番近い場所に建つ
アントニヌス・ピウスとファウスティナの神殿。
アントニヌス・ピウス帝 が 妻ファウスティナ を偲んで建てたもので、
11世紀には教会に転用された。

右側は、火の神ウェスタを祀った ウェスタ神殿。
1930年に部分的に修復されて現在の姿に。

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バシリカ・ユリア の南側に建つ ディオスクーリ神殿。
(カストルとポルックス神殿とも呼ばれる)
「ディオスクーリ」はゼウス神の双子の子供たちの意。
紀元前304年、クイント・ファビオ・マッシモ・ルリアノ によって建立。
幾度も再建され、カエサル帝 が再建して残った東側の3本の柱と
コンクリート表層の核が現在の姿。

|2018.05.10(Thu) |イタリア旅行記  |

フォロ・ロマーノ 2.

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フォロ・ロマーノ の北西端には タブラリウム をはじめ、
セプティミウス・セウェルスの凱旋門、
ウェスパシアヌスとティトゥス神殿、
サトゥルヌスの神殿 などがある。

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遺跡の中央を貫く ”聖なる道” の先に見える凱旋門が
セプティミウス・セウェルスの凱旋門。
高さ21mの白い大理石製のこの門は セプティミウス・セウェルス帝 と
その息子 カラカラ と ゲタ の第6次パルティア戦争での勝利を記念して
紀元203年に建設された。
小アーチ上のパネルには二度にわたるパルディアとの戦いが描かれている。
セプティミウス・セウェルス帝の死後、
カラカラ と ゲタ が共同皇帝として即位したのだが、
212年に カラカラ が ゲタ を暗殺。
そのため、この凱旋門にあった ゲタ を記念した彫刻も
削り取られている。

セプティミウス・セウェルスの凱旋門 の手前に写っている
鉄パイプと白い幕で囲まれた遺跡は ラピス・ニゲル といい、
現存する最古のラテン語の碑文が見つかった場所だ。

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セプティミウス・セウェルスの凱旋門 を横から撮ったもの。
凱旋門の脚元(左下)で煉瓦に囲まれているのが
通称”ローマのへそ” と呼ばれる 帝都ローマ基準点。
高さ2m、直径4.45mの大理石製の円錐形モニュメントがあったと
推定されているが、現在は破片が残っているだけ。
元々は 手前に写っている ロストラ(皇帝の演壇) の横(北東角)にあったもの。
セプティミウス・セウェルスの凱旋門 の建設で現在の場所に移設された。

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フォロ・ロマーノ の最北西端には
ローマ の七丘の一つである カンピドリオの丘があって、
この丘の急傾斜地に建てられているのが タブラリウム。
古代ローマ時代は公文書館として使われていた。
中世では上層階を取り壊して砦として使い、
ルネッサンス時代には、ミケランジェロ が既存の建物の上に、
つまり、タブラリウム を土台にして セナトリオ宮殿 を建てた。
それ以降、主に行政庁舎として使われている。
現在は隣接の カピトリーノ美術館 からのみ入場することができ、
2階部分のアーケード窓から フォロ・ロマーノ が一望できる。

タブラリウム の手前の真ん中に建つ3本の柱は
ウェスパシアヌスとティトゥス神殿。
ウェスパシアヌス帝 とその息子 ティトゥス帝 を神格化して祭っている。
ティトゥスの弟ドミティアヌス帝が紀元87年ごろ完成させた。

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タブラリウム の手前左に建っている8本の柱は
ローマ神話の神 サトゥルヌス を祭った サトゥルヌスの神殿。
紀元前5世紀頃に建てられたものだが、地震や火災で壊れては復元。
現在の廃墟は3代目だという。

サトゥルヌスの神殿 の左から4本目の柱の下部に
観光客が指さすコゲ茶色の看板があるのだが、
その右側にある小さな遺跡が
ローマ街道のマイルストーンである 黄金の里程標。
アウグストゥス帝 が紀元前20年頃に造った。
元は ロストラ(皇帝の演壇) の横(南西角)にあったと推定され、
北東角にある ローマ基準点 と対を成す。
形状は他のマイルストーンと同じく、円柱状の大理石製で
表面に刻まれた文字に金箔が埋め込まれていたと推定されているが、
現在では基礎部分だけしか残っていない。

|2018.04.12(Thu) |イタリア旅行記  |

フォロ・ロマーノ 1.

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3ヶ月近くのご無沙汰(恥
ローマ と ヴァチカン観光があまりにも濃かったので、
そこで力尽きてた...orz
散々サボってる間に2年前のことになってしまって、
備忘録にしてはもうかなり忘れている感じ(何
でも、6日目の日程がまだ残っていたよ、とほほ...(大恥

そんなワケで、かなり飽きてるだろうけど、
再々々度 イタリア旅行記 の続き。

1枚目の写真は コロッセオ と フォロ・ロマーノ の地図。
写真の中央辺りにある円形の建物が コロッセオ。
コロッセオ の右上にあるのが コッレ・オッピオ公園内にある
ネロ帝 の大宮殿 ドムス・アウレア遺跡。
指を指している コロッセオ の左側の一帯が フォロ・ロマーノ。

フォロ・ロマーノ は古代ローマ時代の遺跡。
「フォロ」 は公共広場を意味し、
集会や裁判、政治討論、商業活動の場として利用されていた。
ローマ帝国の衰亡や大火、ゲルマン人の侵入などで荒廃が進んで、
ルネッサンス期には大理石など建材が持ち出されたりもしたが、
19世紀になって発掘が始まり、現在も続いている。

入場口はふたつあるのだが、
私たちは メトロB線 の コロッセオ駅 から徒歩5分の
フォーリ・インペリアーノ通り側の入口から入場。
入場券は前日 コロッセオ を観光した時に購入した共通券を利用(2日間有効)。

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入口からなだらかな坂を下りたところで
2枚目のパノラマ写真を撮った。
大きく湾曲している道は ”聖なる道” と呼ばれ、
この遺跡の中央を貫いている。
その ”聖なる道” の右側の手前の一帯が エミリア聖堂。
紀元前179年にエミリア一族の監察官が建立、
金融関連の商取引や裁判が行われた集会所だった。

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手前が エミリア聖堂。
現在はご覧のように柱の根本の部分くらいしか残っていない。
その奥に見えている茶色の建物が クーリア・ユリア(元老院議事堂)。
共和制時代の政治の中心だった場所。
現在見られるものは、ディオクレティアヌス帝時代の遺跡をもとに
20世紀に復元したもの。

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満開の白い花と共に撮った クーリア・ユリア(元老院議事堂)。
他の遺跡に比べてしっかり復元され過ぎていて妙な感じ。

|2018.03.30(Fri) |イタリア旅行記  |

サン・ピエトロ広場

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サン・ピエトロ大聖堂 の正面に長さ340m、幅240mの
南北に長い楕円形をしたこの サン・ピエトロ広場 も ベルニーニ の設計。
大規模な行事時には最大30万人もの人々が収容できるほど広い。
広場を取り囲む合計372本の石柱で造られた列柱廊は
世界中から救いを求めてここまでやって来た信者たちの心情を考え、
「あたかも母が両腕を差し出しているかのように」
信者たちをゆるやかに抱擁するような形に造られた。
石柱の上の144体もの聖人像も、広場に集まった人々を
見守るように立ち並ぶ。
ベルニーニ はこの設計のインスピレーションを コロッセオ から得たという。

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広場の中央には25.5mの オベリスク(ヴァチカン・オベリスク)と
2つの噴水がある。
右側の噴水は カルノ・マデルノ、左側は カルロ・フォンターナ の作。
オベリスク と 噴水 の間の石畳には
「centro del colonnat(円柱の中心)」と刻まれた円盤がある。
通称 「ベルニーニ・ポイント」 と呼ばれ、この上に立って列柱廊を見ると
4列の柱が1列に重なり、広場の外の景色がきれいに見える。
これは、世界中にいる信者たちにも救いをもたらすべき場として
世界とのつながりを意図しているらしい。
上の写真では赤で示したものがそれ。

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ヴァチカン・オべリスク の本体部分の高さは 25mあまり。
現在立っている古代のオベリスクとしては3番目の大きさ、
さすがに堂々とした姿だ。
紀元前1世紀にローマ人が エジプト の アレクサンドリア に建て、
アウグストゥス帝 に捧げたもので、
紀元前40年頃、カリグラ帝 が ローマ に運び込んで
カリグラ帝 の円形競技場(のちにネロ帝の円形競技場)に建てた。
現在の場所に移されたのは16世紀後半で、
この広場の完成前のことらしい。

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大聖堂横で警備にあたっていた スイス衛兵。
任務はローマ教皇の警護をはじめ、
バチカン訪問の外国の要人及び巡礼者の警護、
教皇の住居とバチカン市国の城門の警備、
コンクラーヴェ中の枢機卿団の警護など。
世界最小の軍隊であるスイス衛兵隊は、
最も写真に撮られる回数の多い軍隊でもあるという。

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大聖堂 と 列柱廊 をつなぐ建物の中には
郵便局やショップがある。
そこでポストカードを買って、
ヴァチカンの郵便局から自宅へ送ってみた。

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郵便局 でカードを書いて切手を貼り、
ヴァチカン郵便局の外にある黄色いポストに投函。

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広場の横にある城壁を潜って ヴァチカン市外へ。
この城壁の上には サンタンジェロ城 まで続く 秘密の通路 がある。

尚、サン・ピエトロ大聖堂の公式HPバーチャル・ツアー があった。
サン・ピエトロ大聖堂 や サン・ピエトロ広場 がここで仮想訪問できる。
聖堂内から見たコンクリートで固めてある 「聖なる扉」 は 『Pieta』⑦ の左側に、
大天蓋『バルダッキーノ』 の下にある地下墓地への入口 は『Altar』②、
夜景 は 『St. Peter's Square 1 (Night)』⑨ や
『St. Peter's Square 2 (Night)』⑩ で見ることができる。
興味が湧いたゲスト様はぜひ。

|2018.01.07(Sun) |イタリア旅行記  |

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● Memories 5

2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 4

2013年10月の那須 茶臼岳&朝日岳縦走、一ノ倉沢&八海山ハイキング、11月の大菩薩嶺登頂、 12月の竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影登頂の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
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Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
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Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
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Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展"LIFE LOMO 2009"で展示したものを中心にセルフ・ポートレートをまとめました。
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シェムリアップに到着 (06/12)
ダナンで乗り換え (06/12)
同時刻出発のベトナム航空機2機 (06/07)
あっちの旅も、こっちの旅も (06/07)
「イタリア旅行記」回想 (05/22)
フィウミチーノ空港へ (05/21)
パラティーノの丘にて (05/20)

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Profile

未哉

未哉 ( Miyah Oshima )

日々のありふれたシーンを気ままに撮って気ままに掲載しています。
写真から何か感じてもらえたら嬉しいです。
リンクはご自由にどうぞ。

渡部さとる主宰 workshop 2B 34期生。

* 写真の無断転載や無断使用等は固くお断りします。

PhotoBooks


Memories 5

● Memories 5

2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 4

2013年10月の那須 茶臼岳&朝日岳縦走、一ノ倉沢&八海山ハイキング、11月の大菩薩嶺登頂、 12月の竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影登頂の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展 "LIFE LOMO 2009" で展示したものを中心に、セルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

富士山2013

● 富士山 2013

世界文化遺産に登録されたばかりの富士山に吉田ルートで初登頂。
その模様を PHOTOPRESSO にまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback JOURNAL Day Dream

● Daydream...

デジタル一眼レフカメラにトイカメラのレンズや手作りのフィルターを着けたり、その風合いをサンプルして仕上げた写真でPhotoback JOURNALを作りました。233zine部展「NEXT」に出品。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback POCKET Out of the Blue

● Out of the Blue

写真展「Out of the Blue」のために撮影したものをまとめて
Photoback POCKETを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback ALBUM Double 2007-2010

● Double 2007-2010

2010年7月に開催した個展「Double -ひとつに溶け込むふたつのシーン-」
で展示した作品を中心に、2007年から2010年にかけて撮影した多重露光写真でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Somewhere

● Somewhere ~Sometimes, somewhere~

シブヤプロダクツ × DreamPages のコラボレーション・イベント "MY DREAM MY LIFE"第2弾 に233写真部部員有志として展示参加。
DreamPages の協賛で旅行写真集を作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback BUNKO in the coner ~片隅で・・~

● in the coner ~片隅で・・~

撮り溜めた写真でPhotoback BUNKOを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

         

Photoback ALBUM S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

● S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

トイデジのVQ3007でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback ALBUM Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

● Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

トイデジのVQ1005でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。