Such an ordinary scene


「パリ旅行記」回想

Olympus OM-D E-M10
昨年の7月23日アップの この記事 から始まった 「パリ旅行記」 は
今日のこの記事も合わせると、全部で78話にのぼる。
途中でひと息ついてる間に、「パリ同時多発テロ事件」が勃発したり
このブログ自身に飽きたりして(ぇ)、中断を繰り返してしまったけれど、
開始から約11ヶ月後の昨日、どうにか終えることができた。
途中で何度も挫折しそうになっただけに、やはり感無量だ。
何はともあれ、このブログ上でもやっと日本に帰り着いたわけだ。

この 「パリ旅行記」 を連載している間に
パリ では「同時多発テロ事件」以外にもいろいろあった。
最近では大雨で セーヌ川 が一部氾濫という災害まであったりして
こういったことで パリ を訪れる観光客が激減していると聞く。
安全には代えられないけど、やはり悲しい気持ちになる、
再び訪れることはもう無いかもしれないけど。

そもそも、パリ に初めて訪れたのが今から30数年前のこと。
あの時から今まで、そんなチャンスは二度と無いだろうと思っていた。
今回の旅のきっかけも、最初は ヴェネチア で話が進んでいたのだから。
こんな経緯で訪れることができたのだから
私にとってとてもご縁のある地だったのだろう。
二度目とは思えないほど忘れていた パリ だけど
何度訪れても「素敵!」と思える街なのに変わりはなく
また機会があったらぜひ訪れたい。

それにしても、時間は掛かったものの
我ながらよく頑張ったと思える全78話。
これを今、最初 から全部読み返そうとはさすがに思えない。
それをすると、写真や文章の差し替えがテロ事件に負けないくらい
多発しそうな気がするし(どんな例えだよ
やはり長過ぎるよ、自分(汗

そして、自分の記憶がまだしっかりしているうちに
アップし終えて良かった、ホッとした。
これで自分が忘却の彼方へ旅立ってしまっても
これを読めばまた戻って来れるよ、あの時の パリ に。

|2016.06.18(Sat) |パリ旅行記  |

帰国の途へ

Olympus OM-D E-M10
奇跡のメダイユ(メダル)聖堂 から慌てて戻ったホテルから
タクシーで急ぎ空港へ向かう。
ここで予想外のトラブル発生。
空港まで走るフリーウェイの最短の入口が工事中で
遠回りをする羽目になったのだ。
ただでさえギリギリなのに(誰のせいだよ?)
ここで余計に時間を食ってしまい、空港まで本当にハラハラな時間が続く。

どうにか11時までには シャルル・ド・ゴール空港 に着いて
ホッと胸をなで下ろしたのもつかの間、
今度はチェックイン・カウンターが同じ日本人の観光客(団体)でめちゃ混み状態。
その団体は年齢高めの団体ツアーだったため、
慣れないアルファベット入力にも手こずってる様子でなかなか埒が明かない。
客はイライラしてくるわ、添乗員は文句を言われてるわの修羅場だったのだが、
それをどうにかスルーして、無事搭乗ゲートまでたどり着いた時には
ホッとするより何より、これで日本へ帰れると妙に喜ぶ。
「そうか、もうこれで パリ とはお別れなんだ」っていう感傷にふけるには
最後の最後まで忙し過ぎたかも。
Olympus OM-D E-M10
手元に残った硬貨は日本円に両替できないため、
空港内の売店で使い切るよう計算しながら最後の買物をする。
たぶんもうヨーロッパまでは来れないだろうしね...(寂
紙幣はちょうど 100 300ユーロ残って
これは日本でレートの高い時に円に替えようと考える。
Olympus OM-D E-M10
ちょうど昼食の時間帯だったため、搭乗前に軽食を摂った。
そこで目にしたボードに「Bon Voyage」の文字と
エッフェル塔 のイラスト。
僅か数日前に訪れた場所なのに、もうすっかり過去になってた。
Olympus OM-D E-M10
出発準備中の搭乗機。
これに乗ったら13時間後には日本にいるのだろう。

|2016.06.17(Fri) |パリ旅行記  |

奇跡のメダイユ(メダル)聖堂にて

Olympus OM-D E-M10
モンマルトル観光 の後はお土産タイムにして
再び ギャラリー・ラファイエット の オスマン本店 に戻ってお買物。
翌日の5日目はもう帰国の日、搭乗機のチェックインが11時ということもあって
せいぜい荷物詰めくらいの時間しか無いかぁ...と諦めていたのだが、
ホテルに戻って、ノートルダム・マルシェ で買ったフォアグラを
フランスパンに塗ってツマミにしながらワインを飲んでいたら
アルコールの勢いもあって、もろもろ諦めきれなくなった(何

そんなわけで、荷物詰めと帰国だけに終わらない5日目の始まり。
私たちに残された パリ時間 はあと数時間。
午前10時までにはホテルに戻って空港へ向かわねばならず、
よって、荷物詰めは起床後にあらかじめ終え、
この日もまた早朝からメトロに乗ってパリ市内へ向かう。
これまでの疲労もかなり蓄積していて
なかなか眠気の覚めない眼をこすりつつ到着したのが
写真の 奇跡のメダイユ(メダル)聖堂。
目的は 奇跡のメダル、ゲットだ。
Olympus OM-D E-M10
この 奇跡のメダイユ(メダル)聖堂は
聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ と 聖ルイズ・ド・マリアック によって創立された
「愛徳姉妹会」 の総本部にある聖堂(教会)で、
パリ5区 の Rue du Bac(バック通り)沿い にある。
これまで観てきた ノートルダム大聖堂 や サクレ・クール寺院 などと比べてしまうと
こじんまりとしていて庶民的な雰囲気なのだが、
実は世界的に有名で、そのきっかけになったのが
「奇跡のメダル(不思議のメダイ・メダイユ)」。

1830年、修道女のカタリナ・ラブレの前に 聖母マリア が姿を現し
彼女にメダルを作るよう告げた。
その2年後、パリ では疫病コレラが蔓延。
2000個のメダルが作られ配られると、病の蔓延は終息に向かったという。
それ以来、メダルは「奇跡のメダル/不思議のメダイ(メダイユ)」と呼ばれ、
このメダルを求め大勢の人々がこの教会を訪れるようになった…というのが
この教会が有名になった経緯。
詳しいことは 公式サイト へ。
Olympus OM-D E-M10
上の写真は門の内側に設けられた 聖母マリア像。
Olympus OM-D E-M10
門から聖堂までの通路。
門の上に、ひとつ上の写真のマリア像があるのが見えている。
聖堂は写真を撮っている場所の奥にあって、
通路の左側に見える簡易屋根のあるところがメダルの販売を行っている部屋。
通路の右側の壁には度々姿を現すマリア様の記録が刻まれているほか、
メダルについての説明などもある。
Olympus OM-D E-M10
聖堂までの通路にある、メダルについての由来が刻まれている壁。
真ん中にあるメダルは裏側のデザイン。
現在もこのメダルは、信じる人々に 理屈では説明出来ない奇跡を
もたらすと言われている。
Olympus OM-D E-M10
聖堂までの通路の壁にある 地球儀の聖母像。
聖母マリア からのお告げで カタリナ・ラブレが見たイメージのひとつ。
半球の地球の上に立って、足で蛇を打ち砕いている聖母像で、
両手で持っているのは十字架のついた黄金の小さな地球。
Olympus OM-D E-M10
聖母マリア からメダルのお告げがあった翌年、
カタリナ・ラブレは修道女の修練を終え、シスターとなって
当時パリの南東にある貧しい町はずれのリュイに配属される。
そこで生涯、老人の世話にあたり、1876年、永遠の眠りにつく。
自分のことは知られず
お告げだけが世に広まるようにと考えた カタリナ・ラブレ は
生涯を通してメダル作成の関係者以外に
自分のこの特別な経験を口にすることは無かったという。
ヨーロッパ中に広がっていったメダルとは相反して
メダル誕生の経緯を知る人は少なかったそうだ。

1933年に カタリナ・ラブレ の列福(れっぷく、キリスト教、カトリック教会において
徳と聖性が認められ、聖人(Saint)に次ぐ福者(Beato)の地位に上げられること)の折に
カタリナが眠る リュイの聖堂 の地下埋葬所が開かれ、
カタリナの遺体が 腐敗を免れていたことが分かって
今の奇跡のメダイユ(メダル)聖堂に移された。
そんなわけで、 カタリナ の遺体は聖堂内の 聖母マリア像(正面中央)の
左隣(写真では右隣り)の地球儀の聖母像の祭壇の下に安置されている。
地球儀の聖母像の隣の聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ像の足元には
聖遺物箱があって、その中に彼の心臓が安置されているらしい。
また、聖母マリア像 の右隣(写真では左隣り)には
聖ルイズ・ド・マリヤック の聖遺物箱があり、
聖ルイズ・ド・マリヤック の遺体も安置されている。
Olympus OM-D E-M10
右が表、無原罪のマリア・人類の母マリア。
球体(地球)の上に立ったマリア様は悪霊を象徴する蛇を踏みつけ、
マリア様が出現した年号「1830」が刻まれている。
広げられた両手からは光が放たれていて、その右手側からメダルの淵に
下記の文章が彫られている。
「O Marie conçue sans péché priez pour nous qui avons recours à vous 」
「原罪なくして宿りし給いし聖マリア、御身により頼みたてまつる、我らのために祈り給え」

左側が裏。マリアの頭文字と、神の計画が刻まれている。
「 M 」 という文字は十字架によって支えられている。
また、「 M 」 はマリアの頭文字であり、十字架はキリストの十字架。
絡み合っているこの二つのしるしは、キリストと聖なる母とを結んで
切り離すことのできない絆を表している。
「M」の文字の下の 2つのハート(心臓)については、
苦しみの剣で貫かれた右側の心臓は、マリア様の心臓。
左側の心臓は、いばらで覆われて傷ついたイエス様の心臓。
周りを囲む12の星は、この教会の象徴。
自分を完全な捧げものにするまでの愛の力を表している。

この日、7時には到着した私たちは 朝のミサ には間に合ったものの
メダル販売の時間が9時と知って思わず動揺。
何せ帰国の日、搭乗機のチェックインは11時までなので
それまでにホテルまで戻って荷物を引き取り
空港へ向かわねばならないのだから困った。
時間的にはぎりぎり間に合いそうなのだが、
途中で何が起こるかわからないからそんな無茶はできず、
一度は「これまでかぁ...」と諦めた。
が、それで諦めてちゃーここまで来た甲斐が無いと考え直す(何

そんなわけで、「もう戻ろうよー」と説得を図る夫を無視して(何
メダルの販売時間まで粘りに粘った、その結果がこれ(上の写真)。
販売時間に合わせてアジア系の観光客がどっと押し寄せる中、
デザインやサイズをよく見る時間もなく、手に取ったメダルを
全部で数十個慌てて買った、その中で自分のために残したもの。
(シルバー色のものを2サイズ)
値段は予想外にリーズナブルだったし、
とにかく、念願のメダルがゲットできて大喜びだった。

|2016.06.16(Thu) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて 7.

Olympus OM-D E-M10
サン・ピエール教会 の前のモン・スニ通りに
白い プチ・トラン が停まっていた。
坂道や小道の多い モンマルトル をガイド付きで(英語・フランス語など)
見どころを周遊しているこの プチ・トラン は一周約30分~40分位で、
サクレ・クール寺院 やムーラン・ルージュ などを巡ってくれる(有料)。
(但し、日本語のガイドは無いらしい)
Olympus OM-D E-M10
モン・スニ通りの アコーデオン弾き にしばし足を止める。
モンマルトル にアコーデオンの音色っていい感じ。
Olympus OM-D E-M10
丘の下に広がるパリの街並みがちらり。
Olympus OM-D E-M10
往きは フニクレール、帰りは階段を歩いて下りる。
意外と急勾配。

|2016.06.15(Wed) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて 6.

Olympus OM-D E-M10
ドイツ の ハレ で ゲリーウェバーオープン(テニス) が始まった。
日本の 錦織圭選手 を応援しているので
またまたテレビにかじりつく日々が始まったわけだ。
果たして、このゲリーウェバーオープンが終わるのが先か、
それともこの パリ旅行記 が終わるのが先か(何

さて、遅めの昼食後に訪れたのは写真の テルトル広場。
ここは画家や似顔絵描きが集まることで有名な広場。
ユトリロ が愛した ノルヴァン通りに面していて
広場の周辺には土産物屋やカフェなどが多く、
ここもいつも人で賑わっている。
Olympus OM-D E-M10
似顔絵描き。
自画像があまりにも似ていて思わず「そっくりー!」と叫ぶ(笑
Olympus OM-D E-M10
テルトル広場 を囲むように建ち並ぶカフェ。
カメラを首からぶる下げて歩いていたら
「写真を撮ってくれ」と頼まれるハプニングがここであり、
撮った写真がすごく気に入ってもらえてかな~りうれしかったり(喜

|2016.06.15(Wed) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて 5.

Olympus OM-D E-M10
サクレ・クール寺院 のドーム見学の後、
モンマルトル観光はこれで終わりと思っていた夫を
「モンマルトルの見所は サクレ・クール寺院 だけじゃないから」と
ほぼ無理やり テルトル広場 まで連れて行く(何
30数年前とはいえ、モンマルトル も再訪なので
地図やガイドブックを広げずとも歩いた道は思い出せた。
上の写真の サクレ・クール寺院 は
以前来た時に テルトル広場 で買った絵と同じアングルで撮ったもの。
絵自身は雨の風景で、石畳の道路が雨で濡れている風情が気に入り
自分へのお土産として買って帰ったのだが、
このブログを書いていて、そんなことまで思い出した。
最近のことはよく忘れて困っているのに
これくらい古い記憶はまだまだしっかりしてて我ながらちょっと驚き。

さて、上の写真について、
この道は サクレ・クール寺院 から テルトル広場 までに歩いた道で
ここからは サクレ・クール寺院 を横(西側)から眺めることになるのだが、
あの モンサンミッシェル の修道院の尖塔(せんとう)の上に鎮座している
大天使ミカエル様がここにもいらっしゃった。
これは帰国後に調べものをしていて偶然知ったことで、
観光ガイドブックにもなかなか載っていないのだが、
サクレ・クール寺院の中央ドームの後ろ側の屋根の上に
大天使ミカエルのブロンズ像があるのだ。
この写真にもかなり小さいがちゃんと写っている。
一番左の小ドームの左横に写っているミントグリーンの像がそれ。
Olympus OM-D E-M10
この 大天使ミカエル像 は寺院の裏側まで行けばよく見えるようなのだが、
今回もそこまで周れなかったので、
撮って来た写真の中に写っているものが無いか必死に探した。
モンサンミッシェル の ミカエル様
片手に剣、もう片手には天秤を持っていたのだが、
サクレ・クール寺院 のは腰に盾を付け、
片手に旗なのか槍なのか・・を持ち、もう片手には何も持っていない。
どちらも悪魔(ドラゴン)を足で踏みつけているのは同じで
翼の大きさや形、スマートでイケメン的(?)なこのスタイルといい、
とてもよく似ている。
ちなみに、モンサンミッシェルのミカエル様 は エマニュエル・フレミエ作。
サクレ・クール寺院 のはバーチャルツアーの説明に 「M. Sicard,1903」とあった。

余談だが、その モンサンミッシェル の 大天使ミカエル様 は
今年の3月に避雷針修繕のため、あの尖塔の上から降臨されたらしい。
大天使ミカエル「降臨」・・というニュースがこれ。
すでに元の場所に戻っておられるようだが、
帰国してからもうすぐ一年、その間にいろいろあるある。。

ってことで、上の写真は中央ドームに上っている時に撮った写真。
鐘楼を撮ったものだが、そこに後姿だが大天使ミカエル様が写っていた。
モンサンミッシェル の ミカエル様 は尖塔の上なので
遠過ぎてこんなに近づけなかったわけだが
サクレ・クール寺院 の ミカエル様 は意図せぬところで
ちゃっかりしっかり写っていてくれたってことで(喜
Olympus OM-D E-M10
サクレ・クール寺院 の裏側から西側へ延びる シュバリエ・ド・ラ・バール通り は
道沿いにカフェやお土産やが建ち並び、観光客が絶えない。
Olympus OM-D E-M10
そういや、昼飯食べてないよってことで、
この通り沿いのカフェで急遽遅い昼食にありつくの図。
私のはチーズが折り込んであるガレット。

|2016.06.13(Mon) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて 4.

Olympus OM-D E-M10
サクレ・クール寺院 の中央ドームからの眺望。
身長の低い私の視界に最初に広がった印象はこんな感じ。
ドームは一周できるようになっていて
360度の眺望を見ることができる。
エッフェル塔 の展望台からの景色とはまた違ったパリの街並みや
お天気が良ければもっと遠くまで眺めることができる。

尚、サクレ・クール寺院の公式HPにはバーチャル・ツアーがあって
寺院からのパノラマ・ビューがバーチャルで楽しめるようになっている。
BGMに寺院の裏手にある鐘楼の鐘の音が鳴り響き
モンマルトル気分が味わえる。

サクレ・クール寺院バーチャル・ツアー

Olympus OM-D E-M10
ドームの模様。
ぐるっと一周できる。
Olympus OM-D E-M10
パリの景色を背景に、犬のような形をした「ガーゴイル」を1枚。
いや、フランスだから 「ガルグイユ」 かな、
怪物などをかたどった雨どい機能のある石像をそう呼ぶらしい。
Olympus OM-D E-M10
中央ドームの裏手にある 鐘楼。
「サヴォワ」と呼ばれている鐘は
1895年にサヴォワ地方で鋳造、寄贈されたもの。
Olympus OM-D E-M10
柱を入れずに撮ったもの。
ちょうど真ん中に エッフェル塔 が、
小ドーム左横には マドレーヌ教会が見えている。
Olympus OM-D E-M10
エッフェル塔 の他に柱を隔てて エトワール凱旋門 も
見えているのだが、画像がこの小ささじゃわからないね...(滝汗

|2016.06.12(Sun) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて 3.

Olympus OM-D E-M10
サクレ・クール寺院 は事前の調べで
一番大きなドーム(クーポラとも呼ばれる、中央ドーム)に
上れることを知っていたので、教会内見学の後、
西側階段下のドーム受付へ。
Olympus OM-D E-M10
受付の看板。
中央ドームへは €6 の入場料が掛かる。
Olympus OM-D E-M10
最初は人ひとりが上れる狭くて薄暗い螺旋階段を上る。
それを上り終えると、外へ出たり入ったりの
迷路のような細い通路や階段になる。
Olympus OM-D E-M10
上ってる途中でドームを見上げたところ。
ひとの顔の彫刻が施されていた。
ちょうど真ん中辺りに見える3つ窓のところまで上る。

|2016.06.11(Sat) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて 2.

Olympus OM-D E-M10
前記事 にも書いたけど、5月末の大雨で
パリ ではセーヌ川 の一部が氾濫し、洪水の影響を心配して
川岸に近い観光名所の ルーブル美術館 や オルセー美術館 では
所蔵品の避難のため数日間休館したほどだった。

その裏側に位置する 日本 の、とりわけ関東地方では
現在、前例のない水不足が起きるのではないかと心配されていて、
パリ とは真逆の現象が起きているそうな。
利根川上流8ダム体制になった平成4年以降では、
この時期としては最も少ない貯水量となったため
国土交通省では渇水対策支部を設置、
来週にも10%の取水制限を検討するらしい。

関東甲信地方は5日に梅雨入りが発表されたけど、
梅雨前線はしばらくは関東の陸地から離れて停滞する見通しで、
ダムに溜まるほどの雨量も当分期待できそうになく
夏の水不足対策はこれからの節水にかかってきているらしい。

ってか、今年は春からこれまでにかけて
何気に洗濯ばかりしてて忙しかったんだけど、
毎日晴れてばかりいたからなのかと今更。
良いお天気だと、あれもこれも洗濯しようとするからかな。
最近雨が降るとやけにホッとするのもその反動のような。

さて、モンマルトル観光 の続き。
青空にひときわ白く輝く サクレ・クール寺院は
パリで最も標高の高い モンマルトル の丘の上に建っている。
フニクレール は寺院の入口より階段ひとつ分下に到着するので
そこから正面辺りまで横移動し、見上げて撮ったのが上の写真。
正式名称は「バジリック・デュ・サクレ・クール・ド・モンマルトル」、
この名に 「聖なる心臓」 という意味を持つ。

19世紀後半、普仏戦争とパリ・コミューンによって
命を落としたフランス市民を讃えるために建設の構想を開始,。
着工したのが1887年で、約4000万フランの費用と40年の年月をかけて
造られたのだという。
完成したのは1914年だが、第一次大戦のために奉献が延期され、
終戦後の1919年にようやく市民に開放。
ロマネスク様式・ビザンチン様式で造られたこの大聖堂は
バジリカと呼ばれる5つのドームから形成されている。
1889年に完成した エッフェル塔 より新しい パリ のランドマークだ。
Olympus OM-D E-M10
寺院のテラス中段からの眺望、パリ市内が一望できる。
パリ でも北に位置するこの モンマルトルの丘 からは
右端(西方向)にはモンパルナス・タワー、
正面(南方向)には ノートルダム大聖堂 や パンテオン などが見え、
カメラを望遠鏡代わりにパリの街並みを眺めてみたり。
Olympus OM-D E-M10
サクレクール寺院 の正面入口。
ファサード(正面壁) の一番上のアーチ型空間には
右手を軽く掲げた キリスト像がある。
Olympus OM-D E-M10
ファサード(正面壁) の両脇にはブロンズの騎馬像があって
写真向って左側の騎馬像が 聖王ルイ、右側が ジャンヌ・ダルク だという。
Olympus OM-D E-M10
正面入口の3つのブロンズ製の扉やその上には
キリストの生涯を描いた彫刻が施されている。
上の写真の彫刻は真ん中の扉の上のもの。

尚、寺院内は撮影禁止となっているため
当然写真は撮らずに帰って来たわけだが、
内部見学はしてきたのでちょっと説明。
丸天井の キリスト昇天のモザイク画 は世界最大のモザイクの一つで圧巻。
礼拝堂を取り囲んで左右と後方には様々な聖人のチャペルが並ぶ。
Olympus OM-D E-M10
寺院を左端から。
ここは プチ・トラン の停留所になっていた。

|2016.06.11(Sat) |パリ旅行記  |

モンマルトルにて

Olympus OM-D E-M10
前記事 の ギャラリー・ラファイエット ではお買物を我慢して
メトロで向かったのが パリ で最も高い丘、モンマルトル。
下町情緒が残るこの丘は、 19世紀から20世紀初頭にかけて
画家たちがこぞって集まり、ユトリロ や ピカソ、ゴッホ、モディリアーニなど
名だたる芸術家がここにアトリエを構え暮らしたという芸術の街。
パリ でも人気の高い観光スポットで、
近年では2001年公開された フランス映画「「アメリ」 のロケ地巡りでも
観光客が増えたという。
そんなわけで、いろいろ観て回ると1日以上掛かる観光地なのだが、
それをざっと半日というか、数時間で周るってことで(滝汗
まずは アベス広場 から。
広場の右側に見えるのがメトロの アベス駅 の入口。
エクトール・ギマール がデザインしたアール・ヌーボーのアーチが
この広場のランドマークになっているそうだ。
アベス駅 からは イヴォンヌ・ル・タク通り を真っ直ぐ歩いて行くと
サン・ピエール広場 に出られる。
Olympus OM-D E-M10
サン・ピエール広場 までの道で見つけた
気になる赤い豚の看板。
某ストリートビューで探したら トロワ・フレール通り との交差点だった。
これがきっかけでしばらく某ビューでブログそっちのけで遊ぶ(何
Olympus OM-D E-M10
サン・ピエール広場 の西側に到着。
ここには丘の頂上まで続く階段の他に
フニクレール というケーブルカーの駅がある。
Olympus OM-D E-M10
モンマルトルの丘 は標高130m。
階段を登るだけの体力や時間的余裕が無いため、
フニクレール を利用して頂上へ。
2本のレールを2台が交互に行き来しているこの フニクレール は
メトロと同じ切符で乗ることができる。
Olympus OM-D E-M10
フニクレール の車窓からレールと平行してる階段。
Olympus OM-D E-M10
ガラス張りの フニクレール頂上駅。
後ろに白亜の サクレクール寺院 の姿がちらり。

|2016.06.09(Thu) |パリ旅行記  |

 |TOPBack



Information


Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展"LIFE LOMO 2009"で展示したものを中心にセルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Entries

Photobook "Memories 3" (03/18)
"Memories 3"の編集画面 (03/18)
Photobook "Memories 2" (03/08)
"Memories 2"の編集画面 (03/08)
Photobook "Memories 1" (02/23)
"Memories 1"の編集画面 (02/23)
Photobook "Selfie" (02/17)
雲取山年越し山行を振り返って (02/04)

Categories

雲取山年越し山行 (39)
栗沢山登頂 (24)
尾瀬紀行 2016 至仏山 (48)
イタリア旅行記 (15)
パリ旅行記 (78)
ニューヨーク旅行記 (48)
日帰り山歩き (9)
七面山登詣 (65)
那須岳縦走 2014 (16)
富士山 2013 (30)
谷川岳 2013 (24)
尾瀬紀行 2013 (14)
小江戸・佐原にて 2012 (10)
香港旅情 2011 (31)
郡上八幡 2011 (17)
谷中散策 2011 (25)
SIGMA DP2 Merrill (11)
Olympus OM-D E-M5 (33)
Olympus OM-D E-M10 (3)
Olympus E-PL1s (2)
Nikon D7000 (72)
RICOH GR Digital Ⅲ (16)
Canon EOS-Kiss Digital N (194)
LOMO LC-A (79)
LOMO LC-A+ (28)
LOMO Lubitel 166 U (55)
Gakkenflex (3)
HOLGA 120GN (38)
Diana+ (20)
Fisheye 2 (1)
Smena 8M (6)
SuperSampler (26)
Diana Multi-Pinhole Operator (6)
Lomography Spinner 360° (2)
Polaroid SX-70 (76)
Polaroid SLR690 (53)
Kodak Signet 35 (5)
Carl Zeiss WERRA (1)
Olympus Pen F (33)
IXY Digital 320 (22)
Olympus Μ (4)
Asahi Pentax ME (21)
Nikon F3 (1)
Nikon FM10 (5)
Rollei 35 (4)
Rollei B35 (8)
Rolleicord Ⅴ (18)
NATURA CLASSICA (5)
Pinhole Kuma35 (3)
Pinhole Holga (1)
110 Camera (3)
LomoKino (2)
SQ28m (6)
VQ1005 (50)
VQ3007 (17)
Genie III (12)
DSC517 (29)
Nikon D50 (1)
Xperia (46)
iPhone (40)
earth film (3)
写真展のお知らせ (10)
ボステリ娘 (8)
その他 (13)
Photobook (9)

Archives

2017年03月 (4)
2017年02月 (20)
2017年01月 (22)
2016年12月 (1)
2016年11月 (14)
2016年10月 (47)
2016年09月 (16)
2016年08月 (8)
2016年07月 (8)
2016年06月 (22)
2016年05月 (15)
2016年02月 (1)
2016年01月 (7)
2015年12月 (2)
2015年10月 (1)
2015年09月 (5)
2015年08月 (22)
2015年07月 (16)
2014年10月 (5)
2014年09月 (11)
2014年08月 (18)
2014年07月 (36)
2014年06月 (1)
2014年05月 (14)
2014年04月 (27)
2014年03月 (10)
2014年02月 (4)
2014年01月 (2)
2013年12月 (2)
2013年11月 (14)
2013年10月 (27)
2013年09月 (15)
2013年08月 (12)
2013年07月 (17)
2013年06月 (12)
2013年05月 (8)
2013年04月 (8)
2013年03月 (4)
2013年02月 (3)
2013年01月 (9)
2012年12月 (4)
2012年11月 (4)
2012年10月 (18)
2012年09月 (10)
2012年08月 (1)
2012年07月 (3)
2012年06月 (6)
2012年05月 (20)
2012年04月 (12)
2012年03月 (26)
2012年02月 (23)
2012年01月 (18)
2011年12月 (22)
2011年11月 (10)
2011年10月 (7)
2011年09月 (6)
2011年08月 (15)
2011年07月 (17)
2011年06月 (6)
2011年05月 (10)
2011年04月 (12)
2011年03月 (12)
2011年02月 (20)
2011年01月 (17)
2010年12月 (12)
2010年11月 (8)
2010年10月 (6)
2010年09月 (11)
2010年08月 (20)
2010年07月 (20)
2010年06月 (14)
2010年05月 (11)
2010年04月 (4)
2010年03月 (11)
2010年02月 (13)
2010年01月 (22)
2009年12月 (15)
2009年11月 (12)
2009年10月 (5)
2009年09月 (7)
2009年08月 (22)
2009年07月 (25)
2009年06月 (10)
2009年05月 (18)
2009年04月 (11)
2009年03月 (18)
2009年02月 (20)
2009年01月 (10)
2008年12月 (10)
2008年11月 (2)
2008年10月 (5)
2008年09月 (7)
2008年08月 (9)
2008年07月 (14)
2008年06月 (13)
2008年05月 (15)
2008年04月 (20)
2008年03月 (18)
2008年02月 (19)
2008年01月 (19)
2007年12月 (12)
2007年11月 (15)
2007年10月 (20)
2007年09月 (20)
2007年08月 (20)
2007年07月 (19)
2007年06月 (14)
2007年05月 (24)
2007年04月 (38)
2007年03月 (36)
2007年02月 (36)
2007年01月 (34)
2006年12月 (31)
2006年11月 (13)

Bookmarks

Profile

未哉

未哉 ( Miyah Oshima )

日々のありふれたシーンを気ままに撮って気ままに掲載しています。
写真から何か感じてもらえたら嬉しいです。
リンクはご自由にどうぞ。

渡部さとる主宰 workshop 2B 34期生。

* 写真の無断転載や無断使用等は固くお断りします。

PhotoBooks


Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展 "LIFE LOMO 2009" で展示したものを中心に、セルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

富士山2013

● 富士山 2013

世界文化遺産に登録されたばかりの富士山に吉田ルートで初登頂。
その模様を PHOTOPRESSO にまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback JOURNAL Day Dream

● Daydream...

デジタル一眼レフカメラにトイカメラのレンズや手作りのフィルターを着けたり、その風合いをサンプルして仕上げた写真でPhotoback JOURNALを作りました。233zine部展「NEXT」に出品。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback POCKET Out of the Blue

● Out of the Blue

写真展「Out of the Blue」のために撮影したものをまとめて
Photoback POCKETを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback ALBUM Double 2007-2010

● Double 2007-2010

2010年7月に開催した個展「Double -ひとつに溶け込むふたつのシーン-」
で展示した作品を中心に、2007年から2010年にかけて撮影した多重露光写真でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Somewhere

● Somewhere ~Sometimes, somewhere~

シブヤプロダクツ × DreamPages のコラボレーション・イベント "MY DREAM MY LIFE"第2弾 に233写真部部員有志として展示参加。
DreamPages の協賛で旅行写真集を作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback BUNKO in the coner ~片隅で・・~

● in the coner ~片隅で・・~

撮り溜めた写真でPhotoback BUNKOを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

         

Photoback ALBUM S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

● S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

トイデジのVQ3007でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback ALBUM Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

● Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

トイデジのVQ1005でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。