Such an ordinary scene
六合目から小仙丈ヶ岳分岐まで

六合目から稜線上に出て景色最高だというのに
この山行ではここら辺から登るの辛くて思うように進まなくなる(汗
やはり3000m級の山だからだろうか?
それでも足を前に出し続けていればどうにかなるわけで(何

気付けば右手側(たぶん北側)に 馬の背ヒュッテ が。

馬の背ヒュッテ をきっかけに辺りを見回すと
北アルプス も見えてるじゃん・・ってことで急に機嫌良くなる。

北岳 も見えてきた。
富士山 も山頂がはっきりしてきた。

よく見ると、登山道の周りが紅葉していることに気付く。

ナナカマドの紅葉具合はこんな感じ。

登山道を振り返ってみると正面に 甲斐駒ヶ岳、
更にその後ろに 八ヶ岳連峰 が見えてきた。
辛いと思いつつも確実に登ってきているのが嬉しい。

六合目 から50分程で 小仙丈ヶ岳分岐 を通過。
左に行けば 小仙丈ヶ岳 へ、右はその巻き道(エスケープルート)。
大滝の頭 から 小仙丈ヶ岳 までの標準コースタイムが1時間なので
確実にペースダウン...(涙
でも、気持ちは少しずつ上向きに。
|2023.10.05(Thu) |仙丈ヶ岳山行 2022 |
三合目から六合目まで

三合目を過ぎたら木々の間から 北岳 が見えた。

四合目まではこんな上りが続く。

ここら辺から紅葉している木々も目にする。

出発してから1時間半程で四合目を通過。

出発してから2時間程で五合目の 大滝ノ頭 を通過。
ここは 小仙丈ヶ岳方面 と 藪沢・馬の背方面 との分岐点。
私たちは 小仙丈ヶ岳 を回るルートにして真っ直ぐ進む。

五合目を過ぎてもまだまだ急登が続く(汗

樹林帯を過ぎると一気に展望が開けた。
天候も雲ひとつ無い青空が広がり、かなり遠くまで見渡せたので、
しばし足を止め、この時とばかりに写真を撮りまくる。
6年前の 栗沢山山行 では雲に隠れて見えなかった 八ヶ岳連峰 が
甲斐駒 の後ろにしっかり見えた。

6年前に登った 栗沢山 と、帰りのバスの時間に間に合わせるために
途中で断念した アサヨ峰 も見えている。

鳳凰山(鳳凰三山) の オベリスク(地蔵岳) もはっきり見える。
北岳 に続く 小太郎山 の端に 富士山 がチラリ。

出発してから2時間半程で六合目を通過。
ここからは稜線歩き。
|2023.09.25(Mon) |仙丈ヶ岳山行 2022 |
北沢峠の登山口から三合目まで

(※写真画像クリックで拡大)
日本百名山のひとつにも数えられている 仙丈ヶ岳 は
南アルプス でも最北に位置する3,000m峰(標高3,032m)。
北沢峠 を挟んで対峙する男性的な姿の 甲斐駒ヶ岳 とは対称的に
なだらかで女性的な姿をしていることから ”南アルプスの女王” とも称される。
上のパノラマ写真は2016年10月の 栗沢山山行 で アサヨ峰 まで足を伸ばした時に撮ったもので、
甲斐駒 と 仙丈ヶ岳 が前述通り内裏雛のように見えるショットだ。
あの時は 宇〇田ヒカル の某天然水のCMロケ地巡りをした山行だったが、
下山後に 「仙丈ヶ岳も登れそうだったよね」 と夫婦で話していた。
それが叶うまでに6年も経ってしまったワケで...(汗
花の名山としても知られ、山頂南部の大仙丈カール(圏谷)、
小仙丈ヶ岳南西部の小仙丈カール、山頂北部の藪沢カール周辺は
7月上旬から中旬にかけて見事なお花畑が広がるらしい。

今回の山行ルートはこんな感じ。
画像の中にある「標高2036m」はスタート地点である 北沢峠 の標高。
仙丈ヶ岳 の標高が3,032mだから1000m以上は確実に登る山行。

午前6時15分、北沢峠 のバスターミナルに一番近い登山口から出発。
ここから 仙丈ケ岳 の山頂までは240分、甲斐駒ヶ岳 は250分(ホントかよ

登り始めが意外と急登で10分も経たないうちに上着を脱ぐ。

出発してから20分後には一合目を通過。

一合目を過ぎたら 栗沢山 と アサヨ峰 が見えてきた。

出発してから30分後には 栗沢山 と アサヨ峰 の間から太陽が顔を出す。

出発してから40分後には二合目を通過。

北沢駒仙小屋 への分岐。
北沢駒仙小屋 は改名前の小屋名で、現在は 長衛小屋 となっている。
この 長衛小屋とテント場 への近道がこれ。
今回はそちらへは行かないので無視して通過。

三合目 までの登山道の一部はご覧のように整備されている。

三合目までの間に鉄製の階段あり。

出発してから1時間10分後には三合目を通過。
|2023.09.23(Sat) |仙丈ヶ岳山行 2022 |
自宅から北沢峠まで

北アルプス の 蝶ヶ岳山行 の次は半月経たずして
南アルプス の 仙丈ケ岳 に登ってきた 【注!一年前の2022年のこと】
今回は自宅からマイカーで行ったのだが、登山口のある 北沢峠 までは
一部マイカー規制があり、車は長野県伊那市の 仙流荘駐車場 に停めて、
そこから 南アルプス林道バス に乗って 北沢峠 に向かった。
仙流荘駐車場の利用料は1台1,000円、出庫時に徴収される。
そんな訳で深夜0時には 伊那市の 仙流荘 に到着。
この時すでに一番近い駐車場は満車で(汗
バス営業所の前にはご覧のように荷物の列が二列できていて驚く(滝汗
バスの乗車券をいち早く手に入れたい登山客の苦肉の策というか、
ある意味、登山前の戦場らしい。

ご多分に漏れず私たちもその列に荷物を置いてから車の中で仮眠したのだが、
午前4時になるとバス営業所に電気が灯り、いきなり人の列ができた。
すでに並んでいる荷物の列は完全に無視され、人の列がどんどん伸びていく。
たまたまトイレで起きた私がそんな光景を目の当たりにして慌てて車に戻り、
夫と共に荷物を持ってバス営業所前へ急いだ。

乗車券はザックなど大きな荷物がある場合は「手荷物付き」となり、
大人ひとり片道1,370円、往復2,740円掛かった。

乗車券の購入待ちをしている間にバスが次々にやってきて、
乗車券を購入した人からどんどん乗車し始める。
バスは全部で5台、私たちはどうにか3台目に乗れ、
補助席を含めた座席が満杯になるやいなやどんどん発車。

大きなザックを膝の上に乗せ、それを抱えた格好で約1時間程の乗車。

バスは6時には北沢峠 に到着。
写真は こもれび山荘 の前。
出発前にバス待合所の片隅で朝食を摂る。
|2023.09.18(Mon) |仙丈ヶ岳山行 2022 |
蝶ヶ岳山行を振り返って

今回の山行については事前にこんなこと↓を調べていた、
「”北アルプスの三大急登” のひとつである 燕岳 の 合戦尾根ルート と
蝶ヶ岳 の 三股ルート ではどちらが登るの大変か」 参考:Yahoo! Japan 知恵袋など
燕岳 の 合戦尾根ルート は前年(2021年)に登っていて、
どちらも山行データ的にはそんなに大きく違わないのだが、
ネットでの検索結果では 蝶ヶ岳 の 三股ルート という回答が多く、
実際に登ってみた感想としてもこの結果に1票を投じたい(何
その理由はこのブログに載せた記事でもお判りだろうけど、
階段地獄はもちろん、途中に山小屋が無い(当然トイレも無い)ことや、
目的の 槍・穂の絶景 も山頂まで登らないと見えないことだ(涙
だけど、大変で辛い分、絶景が見えた時のご褒美感は
他の山々なんて比じゃないくらいすごかった。
特に 蝶ヶ岳 から 蝶槍 や 常念岳 へ続く稜線からの絶景は素晴らしかった。
滝汗山ほど掻いて登った甲斐は絶対にあったと振り返る。

最近はこの 蝶ヶ岳 のような、これまで登れないと思い込んでいた山々が
登れるようになってきている。
それはとても嬉しいけど、体力の無い私たちの山登りはいつもチャレンジで、
常に不安が付き纏う。
最近では一眼レフカメラを持って行く・行かないで山行前から悶々としてしまう。
カメラ本体とレンズを合わせると1kg程の重さ、これでも軽いカメラなんだけど、
この1kgがあるだけでも足に掛かる負担が違ってくるし、
撮影して歩くことで疲労度もプラスされてしまうから、
時々はカメラはスマホだけと決めて
一眼レフカメラを持たずに行くことも増えてきた。
写真を撮りたくて山に登っていた筈なのに、
いつの間にか写真が二の次になってきている感じ。

夫の戯言はこの年(2022年)は叶わなかったし、
今後もたぶん無理そうなんて思っているけど(何
懲りない私たちのチャレンジはもう少し続くような...(笑

■今回の登頂データ
北アルプス(飛騨山脈/常念山脈) 蝶ヶ岳山行 1泊2日
コースグレード:初級~中級 技術度:★★☆☆☆ 体力度:★★★★☆
歩行距離 & 標高差(ヤマップのアプリより) :
1日目 : 三股駐車場 - 蝶ヶ岳 - 蝶ヶ岳ヒュッテ - 蝶槍 - 蝶ヶ岳ヒュッテ
距離=9.8km、標高差=上り1599/下り227m
2日目 : 蝶ヶ岳ヒュッテ - 三股駐車
距離=5.5km、標高差=上り36/下り1406m
トータル : 距離=15.4km、標高差=上り1,636m/下り1,637m
標準コースタイム & 実際に掛かった時間(休憩や食事時間などを含む) :
1日目 : 標準コースタイム= 三股駐車場 - 蝶ヶ岳 - 蝶ヶ岳ヒュッテ - 蝶槍 - 蝶ヶ岳ヒュッテ 6時間28分
実際に掛かった時間=10時間06分(休憩&昼食&小屋チェックインなど 2時間32分含む)
2日目 : 標準コースタイム= 蝶ヶ岳ヒュッテ - 三股駐車場 3時間40分
実際に掛かった時間=3時間59分(休憩 33分含む)
トータル : 標準コースタイム 9時間56分、実際に掛かった時間 14時間05分(休憩他 3時間05分含む)
高速バス : 今回は自家用車利用
宿泊 : 蝶ヶ岳ヒュッテ
休憩と食事 : 蝶ヶ岳ヒュッテ
|2023.09.18(Mon) |蝶ヶ岳山行 2022 |
三股駐車場まで下山

ずっと見ていたい槍・穂の絶景に後ろ髪を引かれつつ
午前8時前には下山開始。

出発後15分程で 大滝山分岐 を通過。
ここからは階段地獄の樹林帯が続く...(汗

最終ベンチ に引き続き 第二ベンチ を通過。

第二ベンチ から30分程で 蝶沢 を通過。

蝶沢 から30分程、下山開始からだと2時間弱で 標高2000mのポイント を通過。
距離的にも時間的にも順調に半分程下山。

木道部分を通過。

午前10時頃 まめうち平 に到着。
ここで長めの休憩を取る。

午前11時過ぎには ”ゴジラの木” を通過。

”ゴジラの木” から10分程で ”力水” を通過。

”力水” から8分程で 本沢に架かる吊橋 を通過。

吊橋 から10分程で 蝶ヶ岳 と 常念岳 との分岐を通過。

蝶ヶ岳 と 常念岳 との分岐 からすぐの橋を通過。

下山開始から3時間40分程で 三股登山口 を通過。
ここから 三股駐車場(三股ゲート) までが地味に辛い...(ひぃ

下山開始からほぼ4時間で 三股駐車場 にゴール。

二日目の山行結果はこんな感じ。
|2023.09.15(Fri) |蝶ヶ岳山行 2022 |
槍・穂などパノラマとズームで

(※写真画像クリックで拡大)
明神岳 から 北鎌尾根辺り までのパノラマ。
大キレットが半分だけ見えている。

(※写真画像クリックで拡大)
涸沢岳 から 赤岩岳辺り までのパノラマ。
南岳 から 槍ヶ岳 までの上空に放射線状に広がる白い雲の筋が面白い。

(※写真画像クリックで拡大)
南岳 から 常念岳 までのパノラマ。
槍ヶ岳 から 西岳、赤岩岳、大天井岳 は北アルプスの 表銀座ルート の一部。

写真向かって左から 中岳、大喰岳、槍ヶ岳、北鎌尾根。
槍の肩 に建つ 槍ヶ岳山荘 も見えている。

北穂高岳、大キレット(雲の中)、南岳。

涸沢岳 と 北穂高岳。
北穂高岳 は山頂に建つ 北穂高小屋 だけ見えている。
涸沢カール がよく見えている。

奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。
奥穂 と 涸沢岳 の間の 白出のコル に 穂高岳山荘 が見えている。
涸沢岳 の手前に 涸沢カール。

前穂高岳 と 奥穂高岳。

明神岳 と 前穂高岳。

焼岳 と 明神岳。
|2023.09.10(Sun) |蝶ヶ岳山行 2022 |
2日目の蝶ヶ岳山頂からの眺め

蝶ヶ岳山頂 の ”瞑想の丘”付近 からガスが晴れた後の眺望。
南西から西南西側、御嶽山 から 明神岳 まで。

西南西から西側、焼岳 から 南岳 まで。

西から北北西側、穂高連峰 から 赤沢山 まで。

北北西から北北東側、赤沢山 から 常念岳 まで。

北北東から北東側、大天井岳 から 斑尾山 まで。

東北東側、四阿山 と 浅間山。

東から南東側だけは下山時に撮ったもの、
四阿山 から 南アルプスの 仙丈ケ岳辺り まで。

南東から南側、富士山 から 南アルプスの 仙丈ケ岳 まで。
|2023.09.10(Sun) |蝶ヶ岳山行 2022 |
Information
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Entries六合目から小仙丈ヶ岳分岐まで (10/05)三合目から六合目まで (09/25) 北沢峠の登山口から三合目まで (09/23) 自宅から北沢峠まで (09/18) 蝶ヶ岳山行を振り返って (09/18) 三股駐車場まで下山 (09/15) 槍・穂などパノラマとズームで (09/10) 2日目の蝶ヶ岳山頂からの眺め (09/10) |
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