Such an ordinary scene


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サン・ピエトロ広場

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サン・ピエトロ大聖堂 の正面に長さ340m、幅240mの
南北に長い楕円形をしたこの サン・ピエトロ広場 も ベルニーニ の設計。
大規模な行事時には最大30万人もの人々が収容できるほど広い。
広場を取り囲む合計372本の石柱で造られた列柱廊は
世界中から救いを求めてここまでやって来た信者たちの心情を考え、
「あたかも母が両腕を差し出しているかのように」
信者たちをゆるやかに抱擁するような形に造られた。
石柱の上の144体もの聖人像も、広場に集まった人々を
見守るように立ち並ぶ。
ベルニーニ はこの設計のインスピレーションを コロッセオ から得たという。

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広場の中央には25.5mの オベリスク(ヴァチカン・オベリスク)と
2つの噴水がある。
右側の噴水は カルノ・マデルノ、左側は カルロ・フォンターナ の作。
オベリスク と 噴水 の間の石畳には
「centro del colonnat(円柱の中心)」と刻まれた円盤がある。
通称 「ベルニーニ・ポイント」 と呼ばれ、この上に立って列柱廊を見ると
4列の柱が1列に重なり、広場の外の景色がきれいに見える。
これは、世界中にいる信者たちにも救いをもたらすべき場として
世界とのつながりを意図しているらしい。
上の写真では赤で示したものがそれ。

Olympus OM-D E-M10

ヴァチカン・オべリスク の本体部分の高さは 25mあまり。
現在立っている古代のオベリスクとしては3番目の大きさ、
さすがに堂々とした姿だ。
紀元前1世紀にローマ人が エジプト の アレクサンドリア に建て、
アウグストゥス帝 に捧げたもので、
紀元前40年頃、カリグラ帝 が ローマ に運び込んで
カリグラ帝 の円形競技場(のちにネロ帝の円形競技場)に建てた。
現在の場所に移されたのは16世紀後半で、
この広場の完成前のことらしい。

Olympus OM-D E-M10

大聖堂横で警備にあたっていた スイス衛兵。
任務はローマ教皇の警護をはじめ、
バチカン訪問の外国の要人及び巡礼者の警護、
教皇の住居とバチカン市国の城門の警備、
コンクラーヴェ中の枢機卿団の警護など。
世界最小の軍隊であるスイス衛兵隊は、
最も写真に撮られる回数の多い軍隊でもあるという。

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大聖堂 と 列柱廊 をつなぐ建物の中には
郵便局やショップがある。
そこでポストカードを買って、
ヴァチカンの郵便局から自宅へ送ってみた。

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郵便局 でカードを書いて切手を貼り、
ヴァチカン郵便局の外にある黄色いポストに投函。

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広場の横にある城壁を潜って ヴァチカン市外へ。
この城壁の上には サンタンジェロ城 まで続く 秘密の通路 がある。

尚、サン・ピエトロ大聖堂の公式HPバーチャル・ツアー があった。
サン・ピエトロ大聖堂 や サン・ピエトロ広場 がここで仮想訪問できる。
聖堂内から見たコンクリートで固めてある 「聖なる扉」 は 『Pieta』⑦ の左側に、
大天蓋『バルダッキーノ』 の下にある地下墓地への入口 は『Altar』②、
夜景 は 『St. Peter's Square 1 (Night)』⑨ や
『St. Peter's Square 2 (Night)』⑩ で見ることができる。
興味が湧いたゲスト様はぜひ。

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|2018.01.07(Sun) |イタリア旅行記  |

サン・ピエトロ大聖堂 5.

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ヴァチカン美術館の見学ツアーは、
サン・ピエトロ大聖堂 の前で解散になり、
聖堂内を一通り観て回った後は、
ツアーで仲良くなった日本人の旅行客と共に
大聖堂の 大クーポラ展望台 に登ることに。
大聖堂の右横に クーポラ展望台 への入口があるのだが、
その手前で入場チケットを購入。
このチケットは2種類あって、途中までエレベータで上る場合は6ユーロ、
全て階段で上る場合は8ユーロと料金が違う。
どちらを選ぶにしても、320段の階段を上らなければならない。
全部階段で上ると551段もあるので、
すっかり疲れていた私たちはもちろんエレベーターで上る方を選んだ。
閉館時間が近かったせいか、混雑することもなく
エレベーターもすんなり乗れた。

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エレベーターを降り、大聖堂の屋上テラスで
入場チケットの大クーポラの左右に写っている小クーポラを背景に
チケットをパチリ。

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屋上テラスの外階段から 大クーポラ内部に入り、
大聖堂内部を見下ろせる場所に着いたところ。
ご覧のように金網が張られ、一周歩けるようになっている。

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大クーポラ の内側のモザイク画を間近に見る。
黄金色のモザイクが輝き、とてもゴージャスな雰囲気。

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後陣 ではミサが行われていた。
人の大きさと比較すると、この聖堂がいかに大きいか判る。

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大クーポラ を出て、320段の階段を上る。
階段はクーポラの形に沿って作られているので、
ご覧のように人ひとりがやっと通れるくらいの幅しかない場所も。

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展望台に到着、さすがに絶景!
ここも一周ぐるりと歩いて周ることができる。
サン・ピエトロ広場 が見えてきたところでパノラマ写真を撮った。
右側に写っているのが展望台の通路。
サン・ピエトロ広場 の左側に写っているのが ヴァチカン美術館。

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サン・ピエトロ広場 を正面から撮ったもの。
サン・ピエトロ大聖堂 の屋上テラスに
私たちがいる 大クーポラ の影も映っている。

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大聖堂 の左側に位置する ヴァチカン美術館。
一番遠くに 「ピーニャの中庭」 が、
一番手前には システィーナ礼拝堂 が写っている。

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ローマ の街並みが一望できるので
これまでに巡ったところを記してみた。
こうして見ると、ローマ は意外と狭い。

|2018.01.06(Sat) |イタリア旅行記  |

サン・ピエトロ大聖堂 4.

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1975年にガラッシ・パルッツィが著した本によると、
大聖堂の美術品はトラヴェルティーノ像165体、ストゥッコ像125体、
大理石彫像が110体、ブロンズ像40体があると記されていて、
そのひとつひとつが大作揃い。
祭壇画はほとんどがモザイクの複製画に取り換えられているそうだが、
これも膨大な数がある。
聖堂にある歴代教皇の墓は147基。
多くは地下礼拝堂にあるが、聖堂内でもたくさんの墓碑を見ることができる。

ってことで、サン・ピエトロ大聖堂 の身廊に入ってすぐの右側には
通称 「ピエタ礼拝堂」 がある。
正式には クロチフィッソ(磔刑像)礼拝堂 というらしいが、
ミケランジェロ作 の 『ピエタ』 が安置されたことからこう呼ばれている。
『ピエタ』 とは、死せるキリストを腕に抱いた聖母マリアを表す。
この 『ピエタ』 は大聖堂の展示物の中でも最重要作品のひとつ。
ミケランジェロ が25歳という若さで完成させた傑作。
彼が制作した4つの『ピエタ』のうち、唯一完成した作品で、
マリア像の左肩から右脇に垂れた飾り帯の上に
ミケランジェロ の現存する唯一のサインが刻まれている。
後年、このピエタ像は幾度か損傷を被る事件に見舞われたため、
修復作業後は防弾ガラスによって保護されている。

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『ピエタ』 とは逆の、身廊に入ってすぐの左側にあるのが 洗礼礼拝堂。
祭壇画は カルロ・マラッタ作 の 「キリストの洗礼」。
祭壇画の手前に カルロ・フォンターナ がデザインした
ブロンズ製の洗礼盤があるのだが、観光客が多くて
この写真では見えていない。

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インノケンティウス11世の墓がある サン・セバスティアーノ礼拝堂 の
ドメニキーノ作 のモザイク画 「聖セバスティアヌスの殉教」。
迫害によって杭に縛られた セバスティアヌス は
身体中を矢で射られても死ななかったという。

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身廊壁龕(向かって右側)の像のうちのひとつ、
「パウルの聖ヴィンセント」(聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ)。
貧者に尽くしたカトリック教会の司祭で、
カトリック教会と聖公会の両方で崇敬されて
1737年に 教皇クレメンス12世 によって列聖された。
宣教司祭の修道会である 「ラザリスト会」 の創立者。
また、2015年の パリ旅行 で訪れた 「奇跡のメダイユ(メダル)聖堂」 は
「聖ビンセンシオ・ア・パウロ の 愛徳姉妹会」 の総本山。
共同創始者の 聖ルイーズ・ド・マリヤック と共に貧民を助けた。
聖職者として フランス の マルグリット・ド・ヴァロワ(マルゴ王妃) にも仕え、
ルイ13世 の相談役にも選ばれている。
フランス出身の彼の遺骨は、一部腐敗が進んだため
蝋人形の中に入れられ、パリ にある 「ラザリスト会」 の本部のチャペル内に
遺物容器に入れられ展示されている。
彼の心臓は未だに腐敗しておらず、
パリ の 「ヴィンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会」 のチャペル内に
聖ルイーズ・ド・マリヤック の遺体同様、聖遺物容器に入れられ
展示されている。

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左端に見えているのは、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)を
採用した教皇としても知られている 「教皇グレゴリウス13世」の墓碑。
左手を挙げた像なのだが、写真があまりにも斜めで
当の人物像がよくわからない上にブレブレ...(滝汗

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これも ドメニキーノ作 の祭壇画 「聖ヒエロニムスの聖体拝領」。

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左廊の ベルニーニ作 「教皇アレクサンデル7世の墓碑」。
大聖堂の鐘楼の失敗と、ウルバヌス8世 の死後は
仕事を干されていた ベルニーニ に サン・ピエトロ広場 の設計を
命じたのが アレクサンデル7世。
ベルニーニ のパトロンとなって多くの作品を残させた。

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「教皇ピウス8世のモニュメント」。
キリスト の前に跪いているのが ピウス8世。
キリスト の両脇には 聖ペテロ と 聖パウロ が佇む。

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ジャコモ・マンズー作 の「死の扉」。
独学で彫刻を学んだ マンズー は、
大聖堂の正面扉のデザイン公募に応募し選ばれた。
箱根の彫刻の森美術館 に マンズ−ルーム があり、
習作12点が常時展示されていて、
その中にはこの 「死の扉」 のレプリカもある。

|2018.01.05(Fri) |イタリア旅行記  |

サン・ピエトロ大聖堂 3.

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教皇ウルバヌス8世 の命により ベルニーニ が造った
ブロンズ製の大天蓋 『バルダッキーノ』。
ねじれた柱は 旧サン・ピエトロ大聖堂 のパーゴラに使われていた
初期キリスト教時代の円柱を再現したものだというのだが、
ブロンズ製といい、かなり奇抜なデザインという印象。
聖堂内でとにかく目に付く。
この大天蓋の下には 聖ペテロ の墓をはじめ
地下墓地や礼拝堂があり、歴代の教皇が眠っている。
2013年11月24日のミサでは 聖ペテロの遺骨が
初めて一般公開されている。
因みに、聖ペテロ と 聖パウロ の頭骸骨(一部)は
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂(ローマ) に聖遺物として
保管されているらしい。

この大天蓋の後ろに見えている 「後陣」 には
カルロ・マデルノ作 の主祭壇がある。
この祭壇には ベルニーニ作 の 「聖ペトロの司教座」 もあって、
教皇しか座れないと言われるこの 司教座(椅子) の下部は
神学の基礎を築いた4人の博士たちによって支えられ、
上部には黄金色の装飾が施され、その中心に
平和を象徴する鳩がデザインされたステンドグラスがある。
このステンドグラスから射し込む光が黄金色の装飾と相まって
眩しいほどの神々しさを見せていた。

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大天蓋の上には ミケランジェロ が設計した 大円蓋(クーポラ) があり、
クーポラの内側には聖人のモザイク画が描かれている。
ミケランジェロ はクーポラ下部と支持環まで着工し、
クーポラ全体の基本的なデザインもすでに完成していたのだが、
結果的に、彼はこの大クーポラの完成を見ずに亡くなった。
この大クーポラは時の法王から
 「フィレンツェ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂) に負けないものを」
と命じられたのだが、ミケランジェロ は
 「あれより美しいものはできない、フィレンツェの妹を造るベく最善は尽くす」
と語ったという逸話がある。

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内陣から撮った サン・ピエトロ大聖堂内 のパノラマ写真。
写真向かって一番右側にある椅子に座った人物像が 聖ペテロ。

大天蓋を中心に囲むよう4本の太い柱が見えているのだが、
この柱が大クーポラを支えているという。
柱の上部には4つの聖遺物を祀る祭壇があり、
下部にはそれぞれ聖人像が立っている。
残念ながらこの柱から主祭壇までは柵が設けられていて
一般客はこの先に立ち入ることができず、
4本の柱の全貌を写真に撮れなかったのだが、
大天蓋のすぐ右側に見えている柱には
十字架を持つコンスタンティヌス帝の母、聖女ヘレナの像が立ち、
この上の祭壇には 「キリストが架けられた十字架の断片」 が祀られている。
左側の柱には ゴルゴダの丘 に向かうイエスの顔の汗をぬぐったという
聖女ベロニカ の像が立ち、
その上の祭壇には 「キリストの顔が残ったとされる布」 が祀られている。
残りの2本の柱については、こちら側からは見えずわからなかったのだが、
「アンデレ(12使徒の一人)の頭部」 や、「ロンギヌスの槍の穂」 が
それぞれ祀られているらしい。

|2018.01.05(Fri) |イタリア旅行記  |

サン・ピエトロ大聖堂 2.

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謹賀新年。
2016年、2017年と年越し山行が続いていたけど、
今年は我が家でのんびりな年越しを過ごす。
気付けば、相変わらずのマイペースぶりで
2016年のこの イタリア旅行記 も終えられないまま
2018年を迎え、三が日が過ぎようとしている今に至っても
記事のひとつもアップできないまま
取り敢えず初詣には出掛けて「前」が付く「厄払い」をしてきた、
今年も楽しいこと、面白いことがたくさんありますようにと(違

さて、イタリア旅行記 の サン・ピエトロ大聖堂 の続き。
サン・ピエトロ大聖堂 は コンスタンティヌス1世 の命で4世紀に建てられた
聖ペテロ のものとされる墓を参拝するための殉教者記念教会堂が始まり。
それ以前は 皇帝ネロ の チルクス(競技場) があった場所だったが、
64年に発生した ローマ大火 で罪を着せたキリスト教徒を
ここで見世物を兼ねた残虐な刑に処した。
その中に ペテロ もいたと伝わり、「ペテロ殉教の地」 とされている。
この大聖堂の名前の由来も 「聖ペトロ」 のイタリア語読みだという。
因みに、「ペテロ」 は イエス・キリスト に従った使徒の一人。
カトリック教会においては「使徒の頭」とされ、
使徒パウロ(パウェル) と並んで首座使徒の一人でもあり、
この サン・ピエトロ大聖堂 のファサード前には両者の彫像が
右と左に分かれて立っている。

サン・ピエトロ大聖堂 の建立については、
16世紀に 教皇ユリウス2世 の命で再建が開始され、
サンガッロ を始め、ブラマンテ や ラファエロ など
当時の第一級の建築家・芸術家が設計や造営に携わった。
最終的には71歳の ミケランジェロ の設計が大半を占め、
彼の死後は後を継いだ歴代の建築家によって1626年に
世界最大のカトリック大聖堂として完成した。
総面積は49,737m2、高さ約120m、最大幅約156m、長さ211.5m。
教会堂の前部には長径200m、短径165mの広さを誇る サン・ピエトロ広場 がある。
北側には ヴァチカン宮殿、南側には 教皇謁見所 と 宝物館 が隣接、
聖堂の中の聖堂と呼ぶにふさわしい威容を誇っている。

ってことで、大聖堂の内部 に入ったところでパノラマ写真を撮った。
あの圧巻な聖堂内部の広さや、荘厳で豪華な雰囲気は
これが一番伝わると思う。
この画像はサムネイルなので画像をクリックして
拡大したものをぜひ見て欲しい。

写真の真ん中(内陣)に見えているのが
教皇ウルバヌス8世 の命により ベルニーニ が造った
ブロンズ製の大天蓋 『バルダッキーノ』。
この大天蓋の上には ミケランジェロ作 の大円蓋(クーポラ)があり、
その窓から射し込む光が神秘的な雰囲気を醸し出していた。

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|2018.01.03(Wed) |イタリア旅行記  |

サン・ピエトロ大聖堂 1.

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ヴァチカン美術館 の システィーナ礼拝堂 を見学した後、
直接 サン・ピエトロ大聖堂 へ行くことができる通路を通ったのだが、
このコースで行けば サン・ピエトロ大聖堂 の入場時の手荷物検査もなく
大聖堂に入場することができた。
そんなワケで、上の写真の真ん中に写っているのが
カトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂。

たまたまなのだが、私たちが訪れた年は 『特別聖年』 だった。
『聖年』 (せいねん、ラテン語: Iobeleus、英語: Holy Year, Jubilee Year)とは
カトリック教会において、「ローマ巡礼者に特別の赦しを与える」とした年のこと。
当初は50年に一度だったのだが、現在は 『特別聖年』 を除き、
25年に一度となっている。
最近ではミレニアムの節目に当たる2000年が 大聖年 だった。
この期間中には、救済のための特別な扉である 「聖なる扉」が開く。
「聖なる扉」 は、ローマ の4大聖堂である サン・ピエトロ大聖堂 をはじめ
サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂、
サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂、
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 にあり、
これらを全部潜ると罪への償いが許され、免償されるという。
この扉は、通常は聖堂の内側がセメントで塗り固められていて、
「聖年」だけ開けられ、期間が終了すると再び塗り固められる。
サン・ピエトロ大聖堂 においては、⑤の扉がそれ。

今回については、就任丸2年となった現在のローマ教皇フランシスコ が
2015年3月13日に 『いつくしみの特別聖年』 の開催を発表。
2015年12月8日の 『無原罪の祝日』 に幕開け、
2016年11月20日の 『王であるキリスト』 の祝日に終了という日程で
「聖年の扉」 を開けた。

尚、サン・ピエトロ大聖堂 の 「聖なる扉」のみ混雑を避けるため
ネット または 巡礼インフォメーションセンター にて予約(時間指定)の上、
“専用パス”(無料チケット)を発行してもらわなければならず、
『聖年』自体もよく知らない私たちは、当然この扉を潜ることができなかった(涙...

因みに、大聖堂の扉は ①「死の扉」、②「善と悪の扉」、③「中央扉」、
④「秘蹟の扉」、⑤「聖年の扉」。

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「聖年の扉」 を潜るために並ぶ巡礼者たち。
専用のレーンが設置され、長蛇の列ができていた。
その後ろに見えているのは サン・ピエトロ広場。

Nikon 1 V2
Photo by T.
私は撮り忘れてしまったのだが、夫が撮っていた「聖年の扉」。

|2017.12.28(Thu) |イタリア旅行記  |

ヴァチカン美術館 8.

ヴァチカン美術館ピナコテカに展示の『キリストの変容』

今回の ヴァチカン美術館見学においては、以下のコースで回った。

・ピーニャの中庭
・キアラモンティ美術館
・八角形の中庭(ピオ・クレメンティーノ美術館)
・ミューズの間(ピオ・クレメンティーノ美術館)
・円形の間(ピオ・クレメンティーノ美術館)
・ギリシャ十字の間(ピオ・クレメンティーノ美術館)

・ピーガの間(ここから3階)
・燭台のギャラリー
・タペストリーのギャラリー
・聖ピウス5世のギャラリー
・ソビエスキの間
・無原罪のマリアの間(インマコラータの間)
・コンスタンティヌスの間(ラファエロの間)
・ヘリオドロスの間(ラファエロの間)
・署名の間(ラファエロの間)
・ボルゴの火災の間(ラファエロの間)

・システィーナ礼拝堂

帰国した後でわかったことなのだが、
30数年前に訪れた時は、ラファエロ作 の 『キリストの変容』 を観た。
その時に撮ったものが上の写真。
この作品は エントランスホールの右側にある ピナコテカ(絵画館) に
展示されている。
ヴァチカン美術館 の出口がエントランスホールの右下なので、
ヴァチカン美術館だけを一巡するのなら
この ピナコテカ は一番最初か一番最後に観て回るような位置にある。
今回の私たちのコースは、一番最初にエントランスホールの左側の
「ピーニャの中庭」 から観て回り、システィーナ礼拝堂 の後は
美術館の出口まで戻らず、サン・ピエトロ大聖堂 へ向ったため、
ピナコテカ の見学がすっぽり抜けた。
ピナコテカ にも必見の作品が多く展示されているのだが、
やはり半日の見学では時間的にどこか省く必要があったのだろう。

ラファエロ作 の 『キリストの変容』 については、
ジュリオ・デ・メディチ枢機卿(後の教皇クレメンス7世)によって
フランス の ナルボンヌ大聖堂 のための祭壇画として制作を依頼されたもので、
ラファエロ が37歳で亡くなる直前(1520年)まで取り組んでいた作品(遺作)。
ラファエロ の芸術家としての集大成と言われる作品でもある。
上下構成の作品で、上部は、姿を変えられた キリスト が
輝く光の中に モーゼ と エリヤ と共に浮かび、
その下で3人の弟子たち(ペテロ、ヤコブ、ヨハネ)がひれ伏している場面。
下部は、悪魔に取り憑かれた少年に奇跡を起こす場面が描かれている。

ピナコテカ(絵画館) にはこの他に
ミケランジェロ作 の彫像 『ピエタ』(レプリカ) や
ダヴィンチ作 の絵画 『聖ヒエロニムス』 も展示されているので、
ここも見たかったと残念に思っていたり。。。

|2017.12.26(Tue) |イタリア旅行記  |

ヴァチカン美術館 7.

ヴァチカン美術館システィーナ礼拝堂
※撮影者 Clayton Tang
[CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)],
ウィキメディア・コモンズ経由で借用
※写真画像クリックで拡大します

ヴァチカン美術館見学の最後は、 「システィーナ礼拝堂」。
私が30数年前に訪れた時には修復工事が行われていたため、
礼拝堂内の全景を鑑賞するのはこれが初めて。
因みに、この修復工事は1980年から1999年にかけて行われ、
工事費用は日本テレビ(日本テレビ放送網株式会社)が資金提供した。
そのため、システィーナ礼拝堂 の撮影権は日本テレビが独占していて、
ここでの写真や動画の撮影は禁止されている。
また、礼拝堂ということで、私語は慎むようにとアナウンスされていて、
この礼拝堂内でのガイドによる作品の説明も許されていない。
そんなワケで、当然写真は撮って来れなかった。
そこで、今回ばかりは ウィキメディア(Wikimedia) から写真をお借りした、
自身の備忘録としてもアップしておこうということで(何

教皇シクストゥス4世 によって建設されたこの礼拝堂は
ローマ教皇を選出するコンクラーヴェが開催される場所として広く知られ、
盛期ルネサンスを代表する芸術家たちが描いた内装の絵画作品も
世界的に有名。
その代表作が ミケランジェロ作の天井画と、主祭壇に描いた 『最後の審判』。
ここでは ミケランジェロのこの2作をご紹介。

システィーナ礼拝堂の天井画(ミケランジェロ作)
※出典:ウィキメディア・コモンズ
※写真画像クリックで拡大します

ミケランジェロ作の天井画(フレスコ画)が上の写真。
教皇ユリウス2世の命で1508年から4年の歳月をかけて完成。
中心には 『創世記』 の中の9つの場面が描かれ、
その中でも、父なる神の指とアダムの指とが
触れ合おうとしている場面が描かれた 『アダムの創造』 が有名。
神が人間を創造し、命を与えるエピソードの象徴となっている。

システィーナ礼拝堂の『最後の審判』(ミケランジェロ作)
※出典:ウィキメディア・コモンズ
※写真画像クリックで拡大します

教皇クレメンス7世 に命じられた ミケランジェロ が
後継のパウルス3世 の治世である1535年から約5年の歳月をかけて
完成した 『最後の審判』。
システィーナ礼拝堂 の主祭壇の後壁面全体に描かれた
1370cm × 1200cmという大規模な作品で、
キリストの再臨と現世の終末を、天使に囲まれたキリストが
生前の行いによって人々の魂を裁いている情景という。

|2017.12.26(Tue) |イタリア旅行記  |

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Information


Memories 5

● Memories 5

2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 4

2013年10月の那須 茶臼岳&朝日岳縦走、一ノ倉沢&八海山ハイキング、11月の大菩薩嶺登頂、 12月の竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影登頂の4旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展"LIFE LOMO 2009"で展示したものを中心にセルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Entries

サン・ピエトロ広場 (01/07)
サン・ピエトロ大聖堂 5. (01/06)
サン・ピエトロ大聖堂 4. (01/05)
サン・ピエトロ大聖堂 3. (01/05)
サン・ピエトロ大聖堂 2. (01/03)
サン・ピエトロ大聖堂 1. (12/28)
ヴァチカン美術館 8. (12/26)
ヴァチカン美術館 7. (12/26)

Categories

富士山 2017 (20)
雲取山年越し山行 (39)
栗沢山登頂 (24)
尾瀬紀行 2016 至仏山 (48)
イタリア旅行記 (73)
パリ旅行記 (78)
ニューヨーク旅行記 (48)
日帰り山歩き (9)
七面山登詣 (65)
那須岳縦走 2014 (16)
谷川岳 2013 (24)
富士山 2013 (30)
尾瀬紀行 2013 (14)
小江戸・佐原にて 2012 (10)
香港旅情 2011 (31)
郡上八幡 2011 (17)
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Profile

未哉

未哉 ( Miyah Oshima )

日々のありふれたシーンを気ままに撮って気ままに掲載しています。
写真から何か感じてもらえたら嬉しいです。
リンクはご自由にどうぞ。

渡部さとる主宰 workshop 2B 34期生。

* 写真の無断転載や無断使用等は固くお断りします。

PhotoBooks


Memories 5

● Memories 5

2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 4

2013年10月の那須 茶臼岳&朝日岳縦走、一ノ倉沢&八海山ハイキング、11月の大菩薩嶺登頂、 12月の竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影登頂の4旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展 "LIFE LOMO 2009" で展示したものを中心に、セルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

富士山2013

● 富士山 2013

世界文化遺産に登録されたばかりの富士山に吉田ルートで初登頂。
その模様を PHOTOPRESSO にまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback JOURNAL Day Dream

● Daydream...

デジタル一眼レフカメラにトイカメラのレンズや手作りのフィルターを着けたり、その風合いをサンプルして仕上げた写真でPhotoback JOURNALを作りました。233zine部展「NEXT」に出品。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback POCKET Out of the Blue

● Out of the Blue

写真展「Out of the Blue」のために撮影したものをまとめて
Photoback POCKETを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback ALBUM Double 2007-2010

● Double 2007-2010

2010年7月に開催した個展「Double -ひとつに溶け込むふたつのシーン-」
で展示した作品を中心に、2007年から2010年にかけて撮影した多重露光写真でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Somewhere

● Somewhere ~Sometimes, somewhere~

シブヤプロダクツ × DreamPages のコラボレーション・イベント "MY DREAM MY LIFE"第2弾 に233写真部部員有志として展示参加。
DreamPages の協賛で旅行写真集を作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback BUNKO in the coner ~片隅で・・~

● in the coner ~片隅で・・~

撮り溜めた写真でPhotoback BUNKOを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

         

Photoback ALBUM S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

● S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

トイデジのVQ3007でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback ALBUM Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

● Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

トイデジのVQ1005でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

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