Such an ordinary scene


アンコール・ワット 6. 十字回廊

Olympus OM-D E-M5

第一回廊 は 東面南側 と 南面東側 のレリーフを見終えたところで、
それ以外のレリーフ鑑賞を時間的余裕の無さから諦める。
全部観て回りたいのは山々だが、短い滞在日程では無理があり...(涙

さて、私たちは東側から入場し、
第一回廊 の南側から 第二回廊 へ上がったのだが、
一般的には西側の 西塔門 から入場するので、
第二回廊 に上る前に 十字回廊 を通る。
十字回廊 はその名の通り、約3m幅の回廊が十字型に交わっていて、
区切られた空間には4つの沐浴池がある。
1枚目の上の写真は 十字回廊 を北側から撮ったもので、
南端の回廊(一番奥) にチラッと見えているのは 「千体仏」 の名残り。
スールヤヴァルマン二世 の死後、仏教寺院へと変わって、
ここに千体を超える仏像が置かれていたらしい。

十字型の回廊脇に4つある 沐浴池 は現在、水が枯れたまま。
この池は当時の技術力=権威の象徴を示す施設と考えられており、
「王が祈りの前に身を清める場」、「高僧たちの沐浴場」、
「巡礼者たちが身を清めた場」などと諸説ある。

Olympus OM-D E-M5

池の底の石の高さがまちまちで均一に加工しなかったのは、
水が張られれば底が目立たなくなることから、
工期を短くするために省かれた作業ではないかと
考えられている。

Olympus OM-D E-M5

十字回廊 の柱に刻まれたサンスクリット語。
どんなことが刻まれているのか聞いたような、聞かなかったような...(何
写真向かって右端に 第二回廊 への階段が見えている。

Olympus OM-D E-M5

建立当時の色彩が残っている天井や柱。
下地には漆が塗られ、表面は金箔で覆われていたらしい。
上の写真の天井部にも金箔の名残と言われる箇所が
写っているのだが、私たちにはよくわからなかったし、
真偽のほども定かでないらしい。

Olympus OM-D E-M5

ガイド氏から教えてもらったことだが、
十字回廊 の回廊が交差している場所には
「アンコール・ワットのへそ」 と呼ばれる場所がある。
写真の真ん中に写っている茶色い石のある所がそれで、
アンコール・ワット の中心を示しているという。

Olympus OM-D E-M5

1632年(寛永9年)、藤原朝臣 森本右近太夫一房 が
父の菩提を弔うためにこの地を訪れ、仏像4体を奉納した。
その内容を書き記した墨書がこれ。
ガイドブック等の説明では ”落書き” と書かれているが、
上記の観点からすると、いたずらで書いたものとは意味が違う。
因みに、その当時、日本では アンコール・ワット を
インドの祇園精舎 と誤認しており、森本氏も例外ではなかった。

Olympus OM-D E-M5

森本右近太夫一房 の ”落書き”。
十字回廊 の柱に書かれたものは、上から墨で塗り潰されていて、
何が書いてあるのか私たちには判らなかったが、
縦書きで右から左へ12行書いてあることくらいは何となく...
第一回廊の内側に建つ 北経蔵 の入口の柱 にも
森本氏の ”落書き” が残されており、
十字回廊 に書いたものの前半部と同じ内容らしいのだが、
それぞれに記された日付が違う。

Olympus OM-D E-M5

Olympus OM-D E-M5

十字回廊 の柱に刻まれた透かし彫り と テヴァター像。
レリーフの中でも秀逸、職人技に目を見張る。

|2018.11.29(Thu) |カンボジア旅行記 2017  |

アンコール・ワット 5. 第一回廊の「天国と地獄」

Olympus OM-D E-M5

第一回廊 の南面東側のレリーフには、全長約66mに渡って
極楽浄土と死後の世界を表した 「天国と地獄」 が描かれている。
これは アンコール・ワット が墳墓寺院であることの根拠になっている。
壁面は三段に区切られ、上段には王と王族の天国への道が、
中段には王族や従者たちの今世の様子が、
下段には恐ろしい地獄の様子が描かれている。
アンコール・ワット を建創した スールヤヴァルマン二世 は
死後、ヴィシュヌ神 と一体化して神になるために
あらゆる手段を駆使したと伝えられており、
こんなレリーフを描かせたのも、その一例と考えられる。

Olympus OM-D E-M5

水牛に乗った 閻魔大王ヤマ。
18本の手にそれぞれ剣を持っている。

Olympus OM-D E-M5

Olympus OM-D E-M5

「天国と地獄」 は西から東へ向かって描かれている。
上の写真の 従者と王の家族が中段へ上っていく場面 は
「天国と地獄」のレリーフの始まりに、
つまり、南面東側壁の一番左端に描かれている。
このレリーフには碑文があちこちに刻まれているのだが、
この場面の下段の木の上部に刻まれたものは
「地獄」という意味らしい。

Olympus OM-D E-M5

赤い日傘が印象的なデヴァターたちの行進(中段)。
レリーフの一部が黒光りしている理由のひとつとして
来場者たちがレリーフに触れたせいと推測されている。
今はレリーフに手が触れないほどの距離がある柵だが、
以前は柵が無かったり、レリーフにもっと近い場所だったらしい。

Olympus OM-D E-M5

中段と下段で描かれている世界の違いがはっきりしている場面。

Olympus OM-D E-M5

地獄の責め苦。
腕を縛り付けられ、身体中に釘を打たれている者や、
金槌で釘を打とうとしている者などが描かれている場面。

Olympus OM-D E-M5

第一回廊の南面東側 は 花状紋の天井 もきれいに残っている。

|2018.11.27(Tue) |カンボジア旅行記 2017  |

アンコール・ワット 4. 第一回廊の「乳海攪拌」

Olympus OM-D E-M5

第一回廊 の見所は何と言っても、東西215m、南北187m、全長約800mの
回廊の内側の壁面を覆いつくすレリーフ(浮き彫り)。
第一回廊 へは 西塔門(大塔門) から入るのが一般的だが、
裏参道側(東側)から入場した私たちは
本堂内を一般的な見学コースとはほぼ逆の順番で観て回った。
尚、相変わらず時間が無い私たちは 第一回廊 を一周できず、
観て回れたのは全体の4分の1程度...(涙
まぁ、そんなワケで、私たちの貴重なレリーフ鑑賞は
東側の 第一回廊 から始まり、それを外側から撮ったのが1枚目の写真。

第一回廊 のレリーフは絵巻物のように、読み進んでいくことで
ひとつの物語が完結する説話性を持っているという。
各面で描かれているが違っている。
一般的なコースで観て回るなら、正面の 西塔門 から入場するから
西面→南面→東面→北面の順で反時計回りに鑑賞することになるが、
各方角の壁面には以下のような物語が描かれている。
西面北側=「ラーマーナヤ」、西面南側=「マハーバーラタ」、
南面西側=「スールヤヴァルマン二世軍の行進」、
南面東側=「天国と地獄」、
東面南側=「乳海攪拌」、東面北側=「ヴィシュヌ神と阿修羅の戦い」、
北面東側=「クリシュナとバーナ(阿修羅)の戦い」、
北面西側=「アリムタをめぐる神々と阿修羅の戦い」。

Olympus OM-D E-M5

東側 から入場した私たちが、第一回廊 のレリーフで最初に観たのが
ヒンドゥー教の天地創世神話で知られる 「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」。
微妙にカンボジア風にアレンジされているこの神話のレリーフは
東面南側の壁面に彫られている。
ここに描かれた場面だけ簡単に説明すると、
不老不死の霊薬「アムリタ」を作り出すために
ヴィシュヌ神 は多種多様の植物や種を海に入れ、
巨大亀クールマに化けて 大マンダラ山 を背負うと
この山に大蛇ヴァースキ の長い胴体を絡めて
阿修羅 と神々で長い胴体を綱引きさせた。
この綱引きで1000年に渡って海中を攪拌し、
乳海からいろいろなものを生み出させ、
最後には「アムリタ」を手にする・・という神話。
因みに、このレリーフには「アムリタ」を入れた壷は描かれていない。
これらは大まかな説明なので、
「乳海攪拌」 を詳しく知りたいゲスト様は リンク先 でどうぞ。

Olympus OM-D E-M5

「乳海攪拌」 のレリーフの中心部。
ヴィシュヌ神 はこのレリーフでは中央で指揮を取っている。
ヴィシュヌ神 の真上に描かれているのは、
マンダラ山 を動かないよう支えている インドラ神。
ヴィシュヌ神 の右側には神々が、左側には阿修羅たちが、
上段には 乳海攪拌 で生まれた アプサラス が空を舞っている姿などが、
下段には 乳海攪拌 でかき回されている 水中動物たち が
それぞれ描かれている。

Olympus OM-D E-M5

Olympus OM-D E-M5

右側の神々の軍の最後部には 猿将軍ハヌマーン が(上の写真)、
左側の最後部には 阿修羅(下の写真) が描かれている。
猿将軍ハヌマーン は神話の中には登場しないことから、
ここらへんがカンボジア風ということらしい。

|2018.11.25(Sun) |カンボジア旅行記 2017  |

アンコール・ワット 3. 聖池で”逆さアンコール・ワット”

Olympus OM-D E-M5

遅ればせながら、ここで アンコール・ワット をざっと説明。
東西15km、南北13km、幅190mの環濠に囲まれた アンコール・ワット は
アンコール遺跡群 の中でも最大の規模を誇る宗教寺院。
建造した スールヤヴァルマン2世 は王に即位後の12世紀に、
王権を神格化するため、ヒンドゥー教の ヴィシュヌ神 を祀るこの寺院を
約30年かけて造った。
寺院内の 中央祠堂 には ヴィシュヌ神 が降臨し、
王と神が一体化する場所と考えられている。
王の死後は王を祀る霊廟になったのだが、
王が死後に住むための地上の楽園を意味しているという。
また、ココ でも説明したのだが、
中央祠堂 を含む5基の高塔祠堂は、ヒンドゥー神話で世界の中心を成し、
神仏が降臨する 須弥山(メール山) を表し、
周壁はヒマラヤの霊峰を、環濠 は無限の海(大洋)を象徴している。

さて、前記事 で説明した 十字テラス の両脇には 聖池 があって、
その左側(北側)の池から水鏡の "逆さアンコール・ワット" を狙って撮ったのが
1枚目の上の写真。
十字テラス からだと 高塔祠堂 の尖塔が重なってしまい、
3つしか見えない場合が多い。
また、アンコール・ワット は西向きに造られているため、
朝日鑑賞 では本堂側が逆光になる。

Olympus OM-D E-M5

西塔門(大塔門) から右側に延びているのが 十字テラス。
この写真は 朝日鑑賞 で撮ったものなので、
この時間帯に本堂側をこの明るさで撮ったりなんかすると
ご覧のように空の色が飛んでしまったりする...トホホ。。

Olympus OM-D E-M5

聖池 には濃いピンク色の蓮の花や
名前の知らない黄色い花などが咲いていた。

|2018.11.24(Sat) |カンボジア旅行記 2017  |

アンコール・ワット 2. 表参道~西塔門~十字テラス

iPhone
(※写真画像クリックで拡大)

再訪の アンコール・ワット は東側から入場した私たちだが、
前記事 で説明したように、
アンコール・ワット は西向きに造られているため、
西側から入場して観て回るのが一般的。
そんなワケで、西側から入場する場合の説明もしておこう。

1枚目の上の写真は、西側の環濠の外から撮ったパノラマ写真。
写真向かって一番右側に写っているのが
昨年(2017年)の5月から始まった修復工事により
通行禁止となった 西参道 の南側の環濠に架けた仮設の浮き橋。
その反対側の手前左側に写っているのが 西参道。
環濠の向こう側で横に長く遺跡を囲っているのが周壁。
周壁の真ん中にある3つの尖塔を持つ塔門が 西塔門、
西塔門 の両脇で、写真の一番左端と
仮設の浮橋のうしろにある門が 象の門。
一番奥やや左側に見えているのが アンコール・ワット の高塔祠堂。

Olympus OM-D E-M5

通行禁止のロープが張られた 西参道 の入口。
参道の両脇には ナーガ(蛇神) の欄干が続いている。
ナーガ は舟を表し、海を渡ることを意味するらしい。
ナーガ の後ろに シンハ(獅子像) があるのだが、
頭部が無い。

iPhone

3つの崩れた尖塔をもつ 西塔門。
真ん中が中央塔、その両脇に 北塔 と 南塔 が回廊でつながっている。
西塔門の中央塔 の階段前では、それまで見えていた 本堂の高塔祠堂 が
全て見えなくなり、西塔門 の中に入ると
縦長に切り取られた開口部越しに再び 高塔祠堂 が姿を現すよう
造られている。

Olympus OM-D E-M5

西塔門 の前で野生の猿に遭遇。
後ろに見えているのが 仮設の浮き橋。
この日の入場チェックはこの 仮設の浮橋 の入口で受けた。

iPhone

西塔門 の両脇にある 象の門。
南側の象の門 は仮設の浮橋 の前ある。

Olympus OM-D E-M5

朝日鑑賞 の時に撮った南側の 象の門。
象が通れるように床面の段差が無い。
仮設の浮橋 を渡って来た観光客のほとんどが
この南側の 象の門 をくぐって寺院内に入っていたが、
写真の一番手前に写っている左向きの矢印の看板通り
象の門 をくぐらず、浮橋を渡ったら門の手前を右(北)に曲がり、
西塔門の中央塔 から入ると、入った正面に寺院を眺めることができる。

iPhone

くぐって振り返って撮った 西塔門 の中央塔。
西塔門 の南側30mほどのところに
高さ4mある8本腕の ヴィシュヌ神像 が祀ってある。

Olympus OM-D E-M5

西塔門 の中央塔 を出たところ。
中央塔 を完全に潜り抜ける前に
塔の壁や屋根を額縁に見立てて寺院を取ると
1枚の絵のように撮れる撮影スポット。
参道の入口から 本堂 までは350mほどの距離。

Olympus OM-D E-M5

この日の早朝、朝日鑑賞をした 聖池 の手前にある 経蔵。
西参道(表参道) の両脇にぞれぞれ建っている。

Olympus OM-D E-M5

西塔門 から350mほどの距離にある 十字テラスの階段。
両脇に シンハ(獅子像) が4頭お出迎え。

Olympus OM-D E-M5

十字テラス から 本堂 を眺める。
手前が 第一回廊 と 西塔門(大塔門)。
その奥に 中央祠堂 を含めた 高塔祠堂 の尖塔が
3つ見えている。

|2018.11.22(Thu) |カンボジア旅行記 2017  |

アンコール・ワット 1.東塔門~裏参道

Olympus OM-D E-M5

タ・プローム遺跡 を巡った後、
昼食と休憩を挟んで訪れたのが アンコール・ワット。
この日の早朝、朝日鑑賞 のために、すでに訪れてはいるものの
遺跡内部を全く観ていないため再訪した。

その朝日鑑賞では、表参道のある西側から入場したのだが、
二度目は反対側の東側から入った。
アンコール・ワット は西側から観て回るのが一般的なので、
反対側からの入場には私たちも驚いたのだが、
ガイド氏曰く、東側のからのほうが観光客が少ないらしい。

因みに、アンコール遺跡群 のほとんどが東向きに造られている。
これに対し、アンコール・ワット は西向き。
その理由として、「王の墳墓として創建されたから」(ヒンドゥー教では
西は日が沈む方角=死者の行くところという考え)や、
「西を司るヴィシュヌ神を祀る神殿だったため」など諸説ある。

そんなワケで、1枚目の上の写真は東側の 環濠。
観光客が多く賑やかな西側とは違い、とても静かな雰囲気だ。

Olympus OM-D E-M5

東塔門。
西側の 中央西塔門 の両脇には 象の門 があるのだが、
東塔門 にはそれが無い。

Olympus OM-D E-M5

東塔門 から本堂のある中央部 まで真っ直ぐ延びる 裏参道。
その先に 中央祠堂 がチラリ。

Olympus OM-D E-M5

裏参道 から見た アンコール・ワット。
中央の5基の高塔祠堂は、ヒンドゥー神話で世界の中心を成し、
神仏が降臨する 須弥山(メール山) を表し、
周壁はヒマラヤの霊峰を、環濠は無限の海を象徴している。

Olympus OM-D E-M5

第三回廊 へ登る階段が見える。
(濃いオレンジ色の袈裟を着た僧が見えている場所)

Olympus OM-D E-M5

まさかの柵越え。
人のみ入れるようになっているのだが、
ちょっと引いた(汗

Olympus OM-D E-M5

東面の第一回廊。
第一回廊の手前右側の石積みはストゥーパ(仏塔)。
第一回廊の奥に見えているのが中央の高塔祠堂。

|2018.11.20(Tue) |カンボジア旅行記 2017  |

タ・プローム 2.

iPhone

スポアン(榕樹・ガジュマル)に浸食されている姿を
そのまま残していることでも知られる タ・プローム遺跡。
遺跡に絡みつくスポアンの姿を目の当たりにすれば
きっと誰もが自然の猛威に驚かされるだろう。
私たちもそんなスポアンの凄まじい姿に「すごい!」を連発。
1枚目の上の写真は、そんな中でも最も有名な巨木。
私たちが訪れた時には、この木の前だけでなく
他のスポアンの前にも柵が設けられていて、
それが非常に残念だった(涙
あえてモノクロで。

Olympus OM-D E-M5

中央祠堂の西側の風景。
ここには鳥の足のような形のスポアンが。

Olympus OM-D E-M5

東側色口の塔門を入ってすぐのところにある
大蛇のように見えるスポアン。
その重さで遺跡が崩れないよう何本もの鉄の棒で支えている。

Olympus OM-D E-M5

人の大きさと比較すると、スポアンの大きさが想像できるだろうか。

Olympus OM-D E-M5

中央祠堂 の傍にあるこのスポアンには、
別の植物の根が更に複雑に張り巡らされていた。

iPhone

西側入口の塔門の傍にある ラテライトの塔 に浸食するスポアン。

Olympus OM-D E-M5

樹木に取り込まれたデヴァター像。
隙間から顔だけ覗いているのは偶然か?(謎

|2018.11.13(Tue) |カンボジア旅行記 2017  |

タ・プローム 1.

Olympus OM-D E-M5

アンコール・トム の次に巡ったのは、
周囲が鬱蒼とした密林に覆われた タ・プローム遺跡。
東西約1000m、南北約700mのラテライト製の壁に囲まれた敷地の中に
ジャヤバルマン7世 が母の菩提を弔うために造った大乗仏教の僧院がある。
三重の回廊を持ち、塔や塔門、小祠堂などが回廊で複雑に繋がり、
建立当時の僧院には5000人余りの僧侶と、
615人の踊り子が住んでいたと伝えられている。
後にヒンドゥー教寺院に改修された形跡があり、
仏教色の強い彫刻の多くが削り取られていたりする。
映画「トゥームレーダー」のロケ地のひとつとしても有名。
西と東の塔門のどちらからでも入場できるのだが、
正規の入口は東側。
私たちは バイヨン と同じ四面仏塔が施された 西塔門 から入場し、
樹々で日蔭の多い参道をしばらく歩いた後、
1枚目の上の写真の西門を通って 西側入口の塔門 へ出た。

Olympus OM-D E-M5

2枚目の写真が 西側入口の塔門。
係員がふたり居る赤いパラソルの下で入場チェックを受け、
まずは 第一回廊 の外側を時計回りで見て歩く。

Olympus OM-D E-M5

崩れた第一回廊の壁。
辛うじて残った壁には、ヒンドゥー教徒によって剥ぎ取られた
仏陀像の跡が並ぶ。

Olympus OM-D E-M5

第一回廊の外側を半周して、
反対側の東側入口から第一回廊の内側へ。

Olympus OM-D E-M5

第二回廊の西側には
映画「トゥームレーダー」のロケで使われた場所がある。

iPhone

無数に穴が開いている中央祠堂の壁。
碑文によると、タ・プローム の建立当時には
仏像や金銀財宝をはじめ、貴重な品々が納められていたとある。
中央祠堂のこの壁の穴にも、宝石やガラスがはめ込まれていたとされる。
それらは上部の開いた穴から射し込む光に反射して
美しく光り輝いたことも想像に難しくないが、真偽のほどは謎らしい。

Olympus OM-D E-M5

雑誌「ムー」 に取り上げられたという 恐竜レリーフ。
写真中央の柱に彫刻された背びれのあるカバのような形のものがそれ。
アンコール遺跡 で出会えるクメールの神々や架空動物の中にも
見当たらない異色のレリーフ。

|2018.11.11(Sun) |カンボジア旅行記 2017  |

 |TOPBack



Information


Memories 5

● Memories 5

2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 4

2013年10月の那須 茶臼岳&朝日岳縦走、一ノ倉沢&八海山ハイキング、11月の大菩薩嶺登頂、 12月の竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影登頂の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展"LIFE LOMO 2009"で展示したものを中心にセルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Entries

アンコール・ワット 6. 十字回廊 (11/29)
アンコール・ワット 5. 第一回廊の「天国と地獄」 (11/27)
アンコール・ワット 4. 第一回廊の「乳海攪拌」 (11/25)
アンコール・ワット 3. 聖池で”逆さアンコール・ワット” (11/24)
アンコール・ワット 2. 表参道~西塔門~十字テラス (11/22)
アンコール・ワット 1.東塔門~裏参道 (11/20)
タ・プローム 2. (11/13)
タ・プローム 1. (11/11)

Categories

カンボジア旅行記 2017 (23)
富士山 2018 (13)
富士山 2017 (20)
雲取山年越し山行 2016-2017 (39)
栗沢山登頂 2016 (24)
尾瀬紀行 至仏山 2016 (48)
イタリア旅行記 2016 (82)
パリ旅行記 2015 (78)
ニューヨーク旅行記 2014 (48)
七面山登詣 2012-2016 (65)
那須岳縦走 2014 (16)
谷川岳 2013 (24)
富士山 2013 (30)
尾瀬紀行 2013 (14)
日帰り山歩き (9)
小江戸・佐原にて 2012 (10)
香港旅情 2011 (31)
郡上八幡 2011 (17)
谷中散策 2011 (25)
SIGMA DP2 Merrill (11)
Olympus OM-D E-M5 (35)
Olympus OM-D E-M10 (3)
Olympus E-PL1s (2)
Nikon D7000 (72)
RICOH GR Digital Ⅲ (16)
Canon EOS-Kiss Digital N (194)
LOMO LC-A (79)
LOMO LC-A+ (28)
LOMO Lubitel 166 U (55)
Gakkenflex (3)
HOLGA 120GN (38)
Diana+ (20)
Fisheye 2 (1)
Smena 8M (6)
SuperSampler (26)
Diana Multi-Pinhole Operator (6)
Lomography Spinner 360° (2)
Polaroid SX-70 (76)
Polaroid SLR690 (53)
Kodak Signet 35 (5)
Carl Zeiss WERRA (1)
Olympus Pen F (33)
IXY Digital 320 (22)
Olympus Μ (4)
Asahi Pentax ME (21)
Nikon F3 (1)
Nikon FM10 (5)
Rollei 35 (4)
Rollei B35 (8)
Rolleicord Ⅴ (18)
NATURA CLASSICA (5)
Pinhole Kuma35 (3)
Pinhole Holga (1)
110 Camera (3)
LomoKino (2)
SQ28m (6)
VQ1005 (50)
VQ3007 (17)
Genie III (12)
DSC517 (29)
Nikon D50 (1)
Xperia (46)
iPhone (44)
earth film (3)
写真展のお知らせ (11)
ボステリ娘 (14)
その他 (13)
Photobook (13)

Archives

2018年11月 (9)
2018年09月 (18)
2018年07月 (2)
2018年06月 (8)
2018年05月 (7)
2018年04月 (1)
2018年03月 (1)
2018年01月 (5)
2017年12月 (7)
2017年11月 (9)
2017年10月 (4)
2017年09月 (22)
2017年08月 (12)
2017年07月 (21)
2017年06月 (3)
2017年05月 (6)
2017年04月 (3)
2017年03月 (6)
2017年02月 (21)
2017年01月 (22)
2016年12月 (1)
2016年11月 (14)
2016年10月 (47)
2016年09月 (16)
2016年08月 (8)
2016年07月 (8)
2016年06月 (22)
2016年05月 (15)
2016年02月 (1)
2016年01月 (7)
2015年12月 (2)
2015年10月 (1)
2015年09月 (5)
2015年08月 (22)
2015年07月 (16)
2014年10月 (5)
2014年09月 (11)
2014年08月 (18)
2014年07月 (36)
2014年06月 (1)
2014年05月 (14)
2014年04月 (27)
2014年03月 (10)
2014年02月 (4)
2014年01月 (2)
2013年12月 (2)
2013年11月 (14)
2013年10月 (27)
2013年09月 (15)
2013年08月 (12)
2013年07月 (17)
2013年06月 (12)
2013年05月 (8)
2013年04月 (8)
2013年03月 (4)
2013年02月 (3)
2013年01月 (9)
2012年12月 (4)
2012年11月 (4)
2012年10月 (18)
2012年09月 (10)
2012年08月 (1)
2012年07月 (3)
2012年06月 (6)
2012年05月 (20)
2012年04月 (12)
2012年03月 (26)
2012年02月 (23)
2012年01月 (18)
2011年12月 (22)
2011年11月 (10)
2011年10月 (7)
2011年09月 (6)
2011年08月 (15)
2011年07月 (17)
2011年06月 (6)
2011年05月 (10)
2011年04月 (12)
2011年03月 (12)
2011年02月 (20)
2011年01月 (17)
2010年12月 (12)
2010年11月 (8)
2010年10月 (6)
2010年09月 (11)
2010年08月 (20)
2010年07月 (20)
2010年06月 (14)
2010年05月 (11)
2010年04月 (4)
2010年03月 (11)
2010年02月 (13)
2010年01月 (22)
2009年12月 (15)
2009年11月 (12)
2009年10月 (5)
2009年09月 (7)
2009年08月 (22)
2009年07月 (25)
2009年06月 (10)
2009年05月 (18)
2009年04月 (11)
2009年03月 (18)
2009年02月 (20)
2009年01月 (9)
2008年12月 (10)
2008年11月 (2)
2008年10月 (5)
2008年09月 (7)
2008年08月 (9)
2008年07月 (14)
2008年06月 (13)
2008年05月 (15)
2008年04月 (20)
2008年03月 (18)
2008年02月 (19)
2008年01月 (19)
2007年12月 (12)
2007年11月 (15)
2007年10月 (20)
2007年09月 (20)
2007年08月 (20)
2007年07月 (19)
2007年06月 (14)
2007年05月 (24)
2007年04月 (38)
2007年03月 (36)
2007年02月 (36)
2007年01月 (34)
2006年12月 (31)
2006年11月 (13)

Bookmarks

Profile

未哉

未哉 ( Miyah Oshima )

日々のありふれたシーンを気ままに撮って気ままに掲載しています。
写真から何か感じてもらえたら嬉しいです。
リンクはご自由にどうぞ。

渡部さとる主宰 workshop 2B 34期生。

* 写真の無断転載や無断使用等は固くお断りします。

PhotoBooks


Memories 5

● Memories 5

2014年3月の七面山登詣、2015年10月の丹沢 鍋割山&塔ノ岳縦走、11月の金峰山登頂、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 4

2013年10月の那須 茶臼岳&朝日岳縦走、一ノ倉沢&八海山ハイキング、11月の大菩薩嶺登頂、 12月の竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影登頂の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 3

● Memories 3

2013年8月の谷川岳登頂、9月の宝永山(富士山)登頂、9月の七面山登詣の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 2

● Memories 2

2013年3月の七面山登詣、6月の尾瀬ハイキング、7月の富士登山の3つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Memories 1

● Memories 1

2012年9月の七面山登詣、10月の身延山登詣、11月の七面山登詣、12月の七面山年越し登詣の4つの山旅を、A5サイズのフォトブックにまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Selfie

● Selfie

2009年1月に開催したLomographyカメラによるグループ写真展 "LIFE LOMO 2009" で展示したものを中心に、セルフ・ポートレートをまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

富士山2013

● 富士山 2013

世界文化遺産に登録されたばかりの富士山に吉田ルートで初登頂。
その模様を PHOTOPRESSO にまとめました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback JOURNAL Day Dream

● Daydream...

デジタル一眼レフカメラにトイカメラのレンズや手作りのフィルターを着けたり、その風合いをサンプルして仕上げた写真でPhotoback JOURNALを作りました。233zine部展「NEXT」に出品。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback POCKET Out of the Blue

● Out of the Blue

写真展「Out of the Blue」のために撮影したものをまとめて
Photoback POCKETを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback ALBUM Double 2007-2010

● Double 2007-2010

2010年7月に開催した個展「Double -ひとつに溶け込むふたつのシーン-」
で展示した作品を中心に、2007年から2010年にかけて撮影した多重露光写真でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Somewhere

● Somewhere ~Sometimes, somewhere~

シブヤプロダクツ × DreamPages のコラボレーション・イベント "MY DREAM MY LIFE"第2弾 に233写真部部員有志として展示参加。
DreamPages の協賛で旅行写真集を作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。

Photoback BUNKO in the coner ~片隅で・・~

● in the coner ~片隅で・・~

撮り溜めた写真でPhotoback BUNKOを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

         

Photoback ALBUM S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

● S.A.O.S. ~Such an ordinary scene vol.2 ~

トイデジのVQ3007でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。

Photoback ALBUM Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

● Shibuya de Burari ~カメラ片手に渋谷でぶらり~

トイデジのVQ1005でPhotoback ALBUMを作りました。
左の表紙画像をクリックすると編集画面がご覧になれます。
* STAGEでSelectionに選ばれました。